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アイヌ語と日本語の中に残る「縄文語」ーその1064

縄文語のかけらーその684 (通巻第1369号)
 私は北海道の名付け親となった探検家の松浦武四郎が大好きだ。アイヌの人たちと行動を共にしながら色々な事柄を見聞きし、それを本にまとめている。「知床紀行」などが有名だが、前出の「天塩日誌」等の他、「近世蝦夷人物誌」などで、アイヌ民族の文化面から見た紹介、アイヌ文化に支えられた、カムイと自然に敬虔で、人に優しい誇り高い生き方をした個々の人物の暮らしと考え方を伝えて呉れている。
 ✳ その尊敬する武四郎にあってさえ、思い違いや独断は避けられないと言うのが、北海道の名付けの顛末が我々に教える所である。

▽ 私のお薦め本...【知床紀行】そして更科源蔵・吉田豊共訳「アイヌ人物誌」
...これから述べる地名語源にも関連するのだが、上記の二冊を手にとって見られる事をお薦めする。この内、後者の「アイヌ人物誌」は、共訳となっているが、松浦武四郎の『近世蝦夷人物誌』を現代語に訳して解説したものである。
 ✳ 手に取ってご覧になれば、この二つの著作の何が優れているのか、一目で分かる、一目惚れになること請け合いの良書なのだ。松浦武四郎の手になるユーモラスな、武四郎のアイヌの人達に寄せる暖かい思いが肌に直に伝わっくる、そんな挿し絵が満載されているのだ。

▼ 最初の訪問地...北海道と言えば、それは先ず札幌でしょう ❗❗
...大好きな松浦武四郎が、ちょっとヘマをして付いた地名が「北海道 」! ...だが、北海道の名は結果として良い名前になったと私は思っている。さて、長い前置きはそれくらいにして、北海道に残るアイヌ語地名の探索の旅を始めよう。
 ✳ 北海道の地名と言えば、先ず真っ先に思い浮かぶのが札幌だろう。人によっては、「そりゃ函館でしょう」とか、別の人は「イヤ、何と言っても礼文のウニは最高ですよ !」などと意見が分かれるかも知れないが、ここは札幌の多数派に従って頂こう。

◎ 札幌の語源...乾いた大きな川(サッ・ポロ・ペッ) ???
...古い地名の習いで、「サッポロ」の語源にも諸説ある。ただ、札幌に関しては安定した多数派が存在して、その地位は揺るがないもののようである。
 ✳ では、その絶対多数派の言うところを聞いてみよう。

☆ サッ(乾いた・干上がった)+ポロ(大きな)+ペッ(川・河)
...この語源説が妥当なものなのか、先ず札幌の置かれた地理条件に眼を向けよう。
 ✳ 「干上がった大河」と言うのは、いったい何川なのか、そもそもそも川でなくなって原っぱになってしまった処なのか。
 続きは、次回と言うことにするしか無くなった。  (次回につづく)

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by atteruy21 | 2021-06-09 11:56 | Trackback | Comments(0)