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アイヌ語と日本語の中に残る「縄文語」ーその1066

縄文語のかけらーその686 (通巻第1371号)
 札幌と言う地名の語源は、アイヌ語で「サッ(乾いた)・ポロ(大きな)・ペッ(川)」、つまり「干上がった大きな川」が語源だと言うのだ。一見して尤(もっと)もらしいので、大抵の人は此処で納得させられてしまう。だが、疑い深い素人探偵の私としては、そんな説明くらいで引っ込んでは居られないのだ。

▽ どっか可笑しい言葉の繋がり方 ❗...「サッ・ポロ・ペッ」、略して「サッ・ポロ 」? ‼ 変な所でチョン切るな ❗
...「乾いた大きな...」って何の噺 ?
 ✳ 通説の疑問点は、挙げれば際限(きり)が無いのだが、一つだけ挙げるとすれば、それは、言葉の省略の仕方が余りにも乱暴過ぎると言う点である。「干上がった大きな川(の跡)」を表すのに、肝心の「川(の跡)」と言う語を省いては地名の役割は果たせないのに、と私は思うのだ。

▼ 「幌(ほろ)」と言う宛字に注目する ❗
...北海道の地名に現れる「幌」の字に、アイヌ語地名の秘密が隠されていると私は考えている。幌と言う字は、「ほろ」とか「ポロ」の音に宛てられた字で、漢字の「幌」には意味上の関連は無いものと思われる。先ずは、地名に現れる具体例を見て頂いて、私の言わんとする所を感じ取って頂こう。
 ✳ 美幌(びほろ)と言う地名が有る。
  これも、札幌と同じく「美幌川」から採られた地名だとする説が有るのだが、...
つまり、「 pi『小石の(多い)」+「 poro 『大きな』」+「 pet (又は nay )『川・沢』」と言う語句の下略形だと言うのだ。

◎ コトバンク 美幌
...インターネットで他の人の意見にも耳を傾けよう。
 ✳ 美幌 びほろ... 北海道東部、網走郡の地名。網走川およびそれに合流する「美幌川」の流域に位置する。屈斜路湖に至る町境に美幌峠がある。
[補説]アイヌ語の「ピー・ポロ・ペッ」(石の・大きい・川)または「ぺー・ポロ・ペッ」(水量の多い川)からと言われる。

☆ 美幌( pi-poro )は、川や沢を形容する語句ではない ‼...それだけで完結した、独立の地名 ❗
...サッポロの間違った語源分析に呪縛されて、「 poro 」の語を専ら川や沢に掛かる形容語句だと決め付ける態度が地名解釈の中心にドッカと腰を据えてしまっている。
 ✳ 別の地名の中の「幌」の解釈も紹介した上で、次回は革命的な、かつ非常識な私の『幌( poro )』論を展開しよう。
    (次回につづく)

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by atteruy21 | 2021-06-11 13:58 | Trackback | Comments(0)