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アイヌ語雑感 ー 21

(2)アイヌ語の周辺ーその13 (通巻第2021号)
 パラムシル=「風の島」だなんて、二つの別の民族の話す言葉を適当にくっ付けて、島の新しい名前を付けるような事が本当に起こる事なのだろうか。
 ⭕ 北の海の交易の場では、「風の強い島」は重要な情報だった ❗

▽ 古い韓国の言葉で 「風の島」と言いたいのだったら...?
...交易の場で或る場所の特徴が分かる地名を付けるのだったら、「風」も「島」も、どちらか一つの民族の言葉で呼んだ方が分かり易くなるのは当然だろう。なぜ変な合成語、ハイブリッドの言葉が必要なのか。
 🔷 因(ちな)みに、全文を現代韓国語で言えば「パラム・ソム=風の島」辺りになろうか。
 ...「ソム」と言うのは、ハングルで書けば一文字で表記される。私はハングルの読み書きは苦手だし、パソコンの腕前はまるで初心者そのものなので、この画面に表示する事が出来ない。ゴメンナサイ。

▼ 韓国語の「ソム」はアルファベットでは「 seom 」と表記される ‼
...要するに、「ソム」の「ソ」は「ソ」と「セ」の中間の音なのだ。その中間音を表すハングルに、その記号の下に子音の「 m 」を付けた合成の文字が「ソム」と言う一字で表される訳である。
 🔶 「風の島」は、何故二つの言葉の合成の形で命名されたのか ?

◎ 「パラム・ソム」ではアイヌの人たちには何処の地名か判らない ❗
...相手方から島へやって来る場合も有ったろうし、逆にアイヌの人達が大陸の交易相手の所に行く場合も有っただろう。
 🔺 ハングル(韓国語)の古語に「 paramu ・パラム」と言う言葉が有ったのだろうと私は考えるのだ。現代韓国語のparam の語尾の子音のあとに、 u (ウ」の母音が付いた形である。
 ...何故そんな語尾の子音の形のことなどが分かるのか、それにはそう考えるべき理由が在るからなのである。

☆ エヌ( N )の発音のあとにエス( S )の音が来ると、エヌはワイ( Y )に変化する ‼
...もし param の語の語尾が、現代韓国語のように子音終わりの発音だったとすると、アイヌ語に於ては特別の音便作用が働き、
「 Param-sir 」は「パラムシル」ではなくて、「パライシル」と言う発音になってしまうのだ。
 🔵 でも、param の語尾は「 n 」じゃなくて「 m 」じゃないか ! だから音便変化なんて起こらないだろうよ ❗
 ...音便作用を問題にする場合、文字は問題ではないのだ。実際、param は「パラン」と和人には聞こえたのだと言う。
実際の発音がエヌ( n ) であれば、音便作用は働くのだ。ナニシロ、アイヌ民族は文字を持たなかったのだから。
    (次回につづく ・ Suy u-nukar-an ro ! )

Commented by mihi_liebe at 2023-03-21 10:37
風は바람
島は섬 です。
韓国語にも、パラムが残ったのですね!
Commented by atteruy21 at 2023-03-23 09:19
mihi liebe さん 韓国語の文字の解説のコメントをいただき有難うございます。
 私のブログにも最近韓国語を登場させる事が多くなりました。韓国語の辞書を娘に買ってもらったので、なるべく辞書を覗くようにしているのですが、なかなかこれが大仕事で、年をとって物覚えが悪くなった私には努力が必要なのです。
 今後ともこのブログを応援して頂き、またコメントを寄せて頂けると有り難く思います。 アテルイ21より
Commented by mihi_liebe at 2023-03-26 21:50
アテルイ21さん~こんにちは!
アイヌ語も、韓国語も日本語も同じウラルアルタイ語のようです。情報が間違っていたらごめんなさいm(_ _;)m
語順が同じですし…日本語と韓国語も同じ漢字語がありますから。
語学は、なかなか面白いですね✌
これだけのブログを書いていらっしゃるのでとてもお年とは思えません!!
これからも、頑張って下さいねm(_ _)m
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by atteruy21 | 2023-03-20 11:34 | Trackback | Comments(3)