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アイヌ語雑感 ー 311 気になる言葉 ~ アイヌ語の Sey と Kay (12) 《通巻第2311号》

 😸 ねんねこ半纏を着た母親が、背中にオンブした赤ん坊を肩越しに振り向きながらあやす姿、母親の手には、でんでん太鼓が...そんな挿絵を本で見た記憶がある。
▽ 抱っこやオンブ、日本列島の母親たちの子への強い想い ❗
...日本の子どもたちは、かなり大きくなるまで、両親と一緒の部屋で眠り、一つの蒲団に添い寝する事が多い。その一方、ヨーロッパやアメリカの子どもたちは、小さい頃からそれぞれ部屋があてがわれ、一人で寝ることが多いと言う。
 🔺 子どもの数も少なく幾つもの部屋を持つような裕福な家庭のでの子育てと、ろくに個人用の部屋すら無く、大勢の子どもに囲まれた下級階層の両親の許とでは、子どもの育て方にも自ずから違いが出てくるだろう。

▼ 対面式の抱っこ、同じ視線を共有する日本式オンブ ❗
...日本の若いママたちが、赤ちゃんをオンブしている姿を余り見なくなって久しい。私の世代の人間が未だ幼かった頃は、街のあちこちでそう言う姿を見たものだった。
 🔷 今の若い人たちは、オンブの文化には馴染みが薄く、体の前面に子どもを抱き抱える方式の抱っこ紐を着けて、溌剌として街を闊歩している。
 抱っこをするときは、普通、ママと赤ちゃんが向き合う形が多く、希(まれ)にパパが、赤ちゃんが前向きになるよう抱っこしている姿を見ることもあるが、殆どの親子が対面式抱っこをしている。

◎ 日本式のオンブでは、母と子は同一の視線を共有する ‼
...現代の日本のママ達は、この対面式の、顔が見える抱っこの利点を信じきっているようだ。確かに赤ん坊の笑顔を常に確認しながら歩ける訳だから、ママ達の気持ちも十分理解ができる。
 🔶 だが、この「対面式抱っこ」は、赤ん坊にとって、本当に安心ができる優しい抱擁なのだろうか ?
 ...対面式抱っこの意外な欠点
 ① ママが物に躓いたりして転んでしまうと、赤ちゃんが下敷きになって怪我をしてしまうかも
 ② 赤ちゃんは、自分には見えない方向に後ろ向きに移動させられる。

☆ 日本式オンブの欠点と利点 ❗
...背中に赤ん坊をオンブする方式は、一見すると母と子の視線が噛み合わないように見える。だが、既に母と子は同じ方向の視線を共有すると見出しに書いている訳だから、お分かりになった方も多かろう。
 🔵 日本のオンブは、背中の赤ん坊を高い位置に背負うので、母親はひょいと首だけ振り向いて、赤ん坊の方を肩越しに見ることが出来るのだ。
 次回は、赤ん坊と母親の共通の視線の利点の噺をしよう。  ( 次回につづく ・ Suy u-nukar=an ro ! )

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by atteruy21 | 2024-02-21 16:19 | Trackback | Comments(0)