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アイヌ語雑感 ー 315  気になる言葉 ~ アイヌ語の Sey と Kay (16) 《通巻第2315号》

折れる「 kay 」と背負う「 sey 」 和語とアイヌ語の接点を考える ❗
... Kay と Sey の語を横に並べて比較する事が、単なる素人の独断と偏見の産物でないことを、アイヌ語辞典や国語辞典、更には古語辞典まで持ち出して証明しようと言うのである。

▽ 日本語の貝やアイヌ語の Sey は、深い因縁で結び付いている ❓
...日本列島に、アイヌ民族と大和の血を引く人々は長い間にわたって影響を及ぼし合いつつ暮らして来た。もう何度も主張して来た所だが、二つの民族は元を質せば一つの人間集団、縄文文化を発展させた人々の末裔であって、主に朝鮮半島から渡来した人々との混血の下に、元々の列島の住人と渡来した人々の子孫が、交流し或いはいがみ合った結果として、それぞれに小進化して民族が別れて行ったのだと考える。
 🔺 「縄文語」とでも名付けるべき言葉を基層言語として、二つの異なる民族的背景を持つ言語が、混じり合い反発しあって、其々の言語に、つまりアイヌ語と大和言葉(琉球語を含む)に分化して行ったのだ。

▼ 幻の縄文語には、 Kay と響く語彙が有った ❓ ❗
...もう推察がついた方も多かろう。その【 Kay 】と言う語は、海や沼に棲む「貝(かひ)」を意味し、併せて動詞の意味の「折れる」や「背に負う」をも意味する言葉であったと思われる。
 🔷 これから、日本語の国語辞典や古語辞典、更にアイヌ語の辞典の語例や例文を引きながら、其々が互いに関連し合い、規定し合う関係に立つものである事を証明して行こうと思う。

◎ 「貝」と「折れる」と「おぶう(背負う)」は、ナゼ一つの音で語られるのか ❓
...アイヌ語と日本語が、二つの異なる言語でありながら、共通の音を響かせ、同一の意味あいを持つ語彙を共有する事は、読者の皆さんも感じて居られるだろう。
 ⭕ そうは言っても、アイヌ語と日本語が仮にチョッと似ていたって、そんなのは、アイヌ民族が日本の言葉を借り受けたに過ぎないのだと声高に主張する、例の「借用論」と言う化物も居るので、ここはジックリ腰を据えて掛からねばなるまい。

☆ 借用でない、オリジナルの証明を‼
...大和言葉もアイヌ語も、縄文語を元に独自の言語を発展させて行った。だから、結果として随分と語の形が変わる場合も有れば、古い縄文語の薫りを留めている言葉も少なくない。特に、アイヌ語の語彙はアイヌの先人たちの生活スタイルが余り変わらなかった事もあって、親である縄文語の面影を今も湛えていると言われる。
 🔶 次回は、辞典に載る言葉をアイヌ語と日本語で比較をして、特に、日本語の古語との関係を明らかにして行きたい。
    ( 次回につづく ・ Suy u-nukar=an ro ! )

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by atteruy21 | 2024-02-25 16:03 | Trackback | Comments(0)