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アイヌ語雑感ー317 気になる言葉 ~ アイヌ語の Sey と Kay (18) 《通巻第2317号》「かひ」と言う言葉のルーツを求めて(2)

 🌅 日本語の古語で、「貝」に関連した言葉を古語辞典で見てみよう。
...名詞の貝に限らず動詞や形容詞、場合によってはオノマトペアの厄介になるかも知れない。
 先ず、基本の名詞の「貝」の語から取り上げよう。

▽ 古語辞典 かひ
...かひ【貝】(名詞) ①貝、または貝殻。 ②ほら貝。時報、号令などの合図に用いた。
 🔷 私の補足
 いきなり、のっけから補足と言うのも変なのだが、大事な部分なので話が進まない内に注意を喚起して置きたいのだ。
 ...と言うのは、私は「貝(かひ)」の語は、貝の仲間のうち、特に「二枚貝」を指す言葉として成立したと考えるのだが、だとすると貝の語源は「ほら貝」と言うことだと、私の立場が苦しいものになるからだ。

▼ 私の理論が破綻するから賛成しない...なんてミミッチイ事は言わない ‼
...法螺(ほら)貝は、昔の修験者などが山での活動の合図に使った貝殻で、中空になった貝の殻に空気を吹き込むと、ブオーッと恐ろしく大きな音が出てビックリする。
 🔴 問題は、この貝殻を用いた楽器( ? )が二枚貝ではなく、巻き貝🐚の仲間の貝殻で出来ていると言う事である。
 ...だが、巻き貝である法螺貝が二枚貝を意味する「かひ」と呼ばれたに就いては、別の理由が有るのである。

◎ 貝合わせ(かひあはせ)と言うゲームを知っていますか ❓
...昔、貴族社会から始まって庶民にひろがった【貝合はせ】と言う遊びがあった。何組かの二枚貝を片方づつ別々にに分けたものを、二組に分かれた数人の男女が、元々の一つの貝の組み合わせを沢山の貝の中から見つけ出し、正しい元の伴侶の貝を当てて、その当てた数を競うのである。
 🔵 このゲームは、あれじゃない、こっちでもないと、笑いさざめきながら、貝を較べ合う動作の中で、男女が思わず体を接する場面も有ったりして、華やかなスリリングな遊戯であった。
 勿論、最後の部分はこの遊びが庶民に広がった時点での形で、最初は上品な上流階級の娘たちの優雅な遊びだったと言う。

☆ 貝を合わせるに因んだ ? 法螺貝の音に合わせて行動する...その合図に用いたから ❓
...物事を始める合図に法螺貝を吹いたのは、修験者だけではなかった。戦国時代の戦を始める合図にも、勇壮な法螺貝の音が高く戦場に響き渡ったにのは、最近の大河ドラマでは余り見かけなくなったが...。
  
    ( 次回につづく ・ Suy u-nukar=an ro ! )

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by atteruy21 | 2024-02-27 16:04 | Trackback | Comments(0)