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アイヌ語雑感 ー 765  ペウタンゲ(危急を知らせる叫び)という語の原義に迫る‼️(276)  《通巻第2765号》

🤱 アイヌ女性の誰にも具わると信じられた、超自然の不思議な力に就いて考える❗️(126)
 アイヌ語 “ Kuta ” と大和言葉の【くた】の間に横たわる、意外に深い親縁関係に注目する⚠️(その96)
 ☘️ Kup-ka (=鍬)という語の語源を逐って ❣(続きー17)

▽ 鍬(くは)の語源は、「固い土に刃(やいば)を喰い込ませる」こと ‼️
.... 長い旅路を経て、日本語にも通じアイヌ語とも関わる鍬(くは)という言葉の語源を特定する作業を行う地点までやって来た。
 🔺 改めて、大地に向かって鍬を振るう農民の姿を思い描いて戴きたい。
  頭上に高く振りかぶった鍬を、固い大地に振り下ろし、農民はガシリと固い土の感触を手首に感じ、腕に受け止める。土に喰い込んだ鍬の刃(やいば)の重みを確かめながら、その土塊(つちくれ)を手前に引き寄せ、手早くそれを薄く均(なら)し、後退りしながら、又、鍬を振り上げ、続けて大地に振り下ろす。農民の眼前には掘り跡の細い溝ができる。

▼ Kup-ka の語源は「(刃を)喰い込ま・せる」こと ⁉️
.... アイヌ語 “ Kup-ka ” の語根は、Kup であり、これは勿論【 Kupa (咬み付く・銜える)】の語根でもある。 
 🔵 この Kup ないし Kupa の最も古い意味は何だろうか❓️
 .... この“ Kup ” は、私の見るところ、その最も初期の語義は、動物が獲物にしたい動物の体に、その肉体と骨組みに咬み付いて、具体的には体の柔らかい部分に自分の牙や刃(は)を喰い込ませる事を意味した。

◎ アイヌ語の Kup(語根) は、大和言葉の【食ふ】【銜(くは)ふ】に通ず ❗️
.... 言うまでも無い事だが、大和言葉の【くふ】は、上代(じようだい=奈良時代以前)には【Kup (クプ)】と発音されていたものである事は、改めて強調して置きたい。
 🟤 アイヌ語の Kup-ka (=鍬)は、硬い大地に刃(やいば)を喰い込ませるを意味したわけで、農作業の【耕す】を狩猟に於ける獣が獲物の体に牙や歯を喰い込ませる攻撃に準(なぞら)えて表現したものである。
 農作業の武器である鍬は、頑丈な肉食獣の顎と牙に見立てられた訳である。

☪️ 鉄器を知らないアイヌが鍬なんて作れたの ⁉️
.... 賢明で頑固一徹のブログ読者も少なくないから、鉄器を生産しなかったアイヌの先人たちが、鍬“ Kup-ka ”等というアイヌ語の
固有語を持つ筈が無いと頑張るかも知れない。
 ⭕️ だが、そう言う頑固な方には、古い時代の日本列島の伝統的農具である鍬の実物を、イラストで見て戴きたいのだ。
 .... ネット検索で、鋤と鍬と検索して戴くと、木でできた木製の鋤や鍬のイラストが直ぐにご覧になれるのだ。
 鍬と聞くだけで、自動的、機械的に鉄製の物を思い浮かべてしまうと、古い時代の意外な利器の存在に、その人は何時まで経っても思い至らないのである。

 次回は、話題を変えて、もう一つ以前に述べて、中途半端なままに店晒しになっている話題を、改めて決着を着けに行こう。
   ( Suy unukar an ro !! また、お会いしましょう ‼️)

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by atteruy21 | 2025-11-02 14:42 | Trackback | Comments(0)