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アイヌ語雑感ー770  ペウタンゲ(危急を知らせる叫び)と言う語の原義に迫る‼️(281)  《通巻第2770号》

🤱 アイヌ女性の誰にも具(そな)わると信じられた、超自然の不思議な力に就いて考える❗️(131)
 アイヌ語 “ Kuta ” と大和言葉の【くた】の間に横たわる、意外に深い親縁関係に注目する⚠️(その101)

▽ 【 復(を)つ】という不思議な言葉に想う ⁉️
.... いま「更(くた)つ」と言う大和の古い言葉を研究していて、その中でその発展した言葉である【復(を)つ】という神秘的な言葉に際会(さいかい)した。
 🔺 【復(を)つ】とか【復ち返る】というのは、一言でいえば【若返る】と言う意味になるのだが、この「若返る」という魅力的で神秘に溢れた観念は、🗾の古い時代の説話(伝説や物語)には思いのほか頻繁に登場するのだ。
 .... しかも、その若返るという事柄が、日常的に当たり前に人びとの暮らしの中で起こる事として語られて居る事に、私は大きな驚きをいつも感じるのだ。
 夜が更けるという観念と「若返る」と言う概念が、何処でどう結び付くのか、これから段々に明らかになって行くのだが、それも追々明らかになって行くので、先ず私の噺をお聴き戴きたい。

▼ 古歌に見る【復つ】の意味 ‼️
.... 《再掲》萬葉・巻六・一〇三八
 🔵 古(いにしへ)ゆ 人の言ひける老人(おいびと)の 復(を)つとふ水そ 名に負ふ滝の瀬
 《現代語訳》昔から人が言ってきた、老人が若返るという水であるぞ。(養老という)名を持つこの滝の瀬は。
 .... ご覧になって直ぐお分かりのように、【復つ】は若返ると言う意味だと知れる訳(わけ)である。当時の大和人は、若返りと言う事が実際に起こることだと信じていたと見られるのだ。しかも、それは奇跡的な稀な出来事でなく、日常の暮らしの中の話題として、それが当然の事として気楽な雰囲気で語られて居たと思われるのだ。

◎ 【復ち返る】は、「若返る」と言うより《生まれ変わる》の意味か ⁉️
.... 年老いた男の若い娘に寄せた恋の歌 ❓️
 ⭕️ 「朝露の 消(け)やすき我が身 老いぬとも また復ち返り 君をし待たむ」(萬葉・巻十一・二六九七)
 《現代語訳》朝露のように消え易い我が身が、今は老いてしまうにしても、私はまた若返って貴女を待とう!
 .... この現代語訳は通説と言えるだろう。
 だが、この訳では歌意が通らない ❗️ 若返ったのなら、その場で想いを相手にぶつけなけりゃ ‼️
 せっかく老人から若者の肉体に戻ったのなら、恋しい女(ひと)に直ぐにアタックしなけりゃ ❢ そこからまた女性が気が付くのを気長に待とう等と優柔不断な態度では、相手の人に呆(あき)れられて嫌われちゃうよ ‼️

☪️ 次の世に生まれ変わって、貴女がやって来るのを待とう ❕️
.... だいぶ前に、遠野物語で一族のご先祖が子孫に生まれ変わってやって来る話をした事がある。生まれた子どもが先日亡くなった爺様や婆さまに似ていたりすると、あぁそれはご先祖様が生まれ変わって我らの所へお出でになったのだと。
 🔶 事ほど左様に、この日本列島🗾に於いては、アイヌの人々も大和の人達も、人間と言うものは世代を超えて血や心を繋ぐものなのだと、そう信じていたという話をした事を憶(おぼ)えておられるだろう。
 .... 生まれ変わり( Re−incarnation )と言うのは、日ごろ誰でも目にし耳にするごく当たり前の日常茶飯の出来事であった。
  (次回につづく ・ Suy unukar an ro ❢ またお会いしましょう ❗️)

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by atteruy21 | 2025-12-11 11:46 | Trackback | Comments(0)