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アイヌ語雑感ー798  《特別号ー21》ブログ読者の方からのコメントに寄せてーその21 《通巻第2798号》

🔥 ポプニカと言う不思議な呪文の言葉の出自を問う‼️(その19)
 ⚡️ 【ポㇷ゚ニ】と【プㇱニ】の狭間(はざま)⚠️(その5)
.... アイヌ語の“ Pus (プㇱ)”には、どうやら山が「噴火する」と言う意味も有りそうだ。
 そして、その【プㇱ】と言う語の最も古い語義は、つまり【噴火】という観念の本源(おおもと)になったのは、目の前の大地や山に「大きな穴があいた !!」と言う驚きの感情だったのではないかと云う推測を産んだのである。
 その大きな深い穴から、恐ろしい煮え滾(たぎ)った血のようなマグマが噴き出し、付近のアイヌのコタンを呑(の)み込んだのだ。

▽ アイヌの先人たちの【 Pus =穴が空(あ)いている】の観念は、大和言葉にも有ったの ⁉️
.... 日本語にも遺(のこ)った Pus (プㇱ)=穴と言う観念 ‼️
 👁️ ふしあな「節穴」という言葉
 🔺 「お前の目は、只の節穴か ‼️」なんて科白(せりふ)を映画やテレビの「時代劇」などで見た経験が貴方にはお有りだろうか❓️
 《岩波国語辞典》
 ふしあな 【節穴】木の板などに有る、節(ふし)が抜けてあいた穴。
 節穴同然の目 .... ただ開(あ)いているというだけで、物を十分に見る役に立っていない目。

▼ 大和言葉の【節(ふし)】とアイヌ語の“ Pus (プシ)” は先祖を同じくする親戚の言葉 ❓️
.... 私のこの考え方は、素人の考えた只の語呂合わせに過ぎない。偶(たまたま)言葉の発音が似ていて、偶然に意味が似通っただけの言葉であると。
 ⭕️ 語呂合わせであろうが無かろうが、その良く似た異民族の言葉が、この日本列島で長い時間に亘(わた)って共存或いは並立して来たことは紛れも無い事実である。
 事の真偽は貴方の判断にお任せするとして、いつまでもこの問題にかかずらわって居るわけにも行かないから、 Pus-ni の語義にも結論を出して、本題のポプニカの語のポプの語義の探索の噺に戻って行こう。

◎ Pus-ni (プㇱニ)の意味の確定 ❗️
.... プㇱニと言うのは、恐らくアイヌの先人たちがカムイへの祈りの儀式に当たって用意した、幾つかの種類の樹木の総称、つまり火に焚(く)べると大きな音を立てて燃える木を「爆(は)ぜる木」=“ Pus-ni ”と一括して称したのだろう。
 🟥 だが、古い宗教儀式の中で用いられたであろうこの言葉は、残念な事に現代にまでは生き残れなかった。私はそう考えるのだが、その理由は今の私には確かめられない。
 .... 只、私にも言える事柄が一つだけ有る。
 それは、カムイが人々の前に顕(あらわ)れる徴(しるし)である落雷に関わる観念に関連した言葉である“ Pop-ni ” と言う語に、その
プㇱニの語は取って代わられたという事である。

☪️ ポㇷ゚ニ=朴の木にカムイは降臨する ⁉️
.... 朴の木とは、イッタイどんな木のことを言うのか。
 🌳 朴の木は、日本列島で生まれ育った、日本列島原産の固有種であり、成長すると樹高20〜30メートルの大木となる。
 アイヌの先人たちの考えでは、カムイはこの木を好んで依代(よりしろ)として選び、其処に降臨した。
  つまり、雷は朴の木に落雷する事が多く、アイヌの先人はこの木をPop-ni と呼んだのだ。
  次回は、この噺をもう少し語ろう。 Suy unukar an ro ❢

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by atteruy21 | 2026-01-16 12:28 | Trackback | Comments(0)