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アイヌ語雑感ー810  アイヌ語“ Kuta ” と大和言葉の【くた】の面白い噺ーその1  《通巻第2810号》

⏺️ 特別号を終えて 〜 通常の記事の再開に当たって、記事の表題を刷新したい
.... アイヌの古い呪文の言葉の謎解きを終えて、長く続けていた元の話題に戻ろうとおもったのだが、表題の言葉がだいぶ前から、記事の実態からかけ離れたものになっているのに気が付いた。
 🔺 因みに、その表題と言うのは、「ペウタンゲ(危急を知らせる叫び)と言う語の原義に迫る‼️」と言うものだが、それも数えて
第286号に達して居たのだ。
 .... ペウタンゲの話題とは記事の方はもうかけ離れているにも拘(かかわ)らず、表題だけが取り残されて居たのだ。
 このブログを書いている私の怠慢の結果だが、丁度いい頃合いなので、この辺で現在の記事の内容に追い付くよう、遅れ馳せだが表題の変更に踏み切りたい。

▽ 特別号の前の話題は Kuta の噺だった ⁉️
.... アイヌ語の“ kuta ”には、ゴミなどの他に、水を空(あ)けるだの、酷いのは水などをぶちまけるだの、何処と無く否定的な意味を持つ言葉として、チョット可哀想な扱いを受けていて、言葉の事とは言え私は気になってしかたが無かったのだ。
 本当は、もっと豊かで麗しい意味が有ったのではないか。イヤ、今でもそんな芳(かぐわ)しい言い回しがひっそりと息づいて居るのではないか。ただ、アイヌ語の話者がそれに気が付けなくなってしまっただけなのだと.... 。
 🟢 一方、アイヌ語の兄妹の言葉だと私が考える大和言葉の方は、【くた】の語は言葉の一部に遺されているに過ぎず、それはたとえば【芥(あくた)】などの言葉であり....

▼ 大和言葉に遺る、語尾を少し変えた【くちなは=蛇】などの言葉 ‼️
.... 蛇のことを、古くは【ヘミ】と言い、別名、異称として【くちなは】或いは【くちばみ】と呼んだ。
 🐍 この【くちなは】と言う言葉は、「くた」と言う語の語尾を変えた【くち】の音が語幹になっている。
 ⭕️ この【くちなは】と言う言葉は、早いうちから古今の学者研究者から誤解を受け、「くちなは=腐った縄」だ等と、語呂合わせにもならないお粗末な解釈で真理から遠ざけられて来たのである。

◎ 【くちなは】は「再生する者」の意 ‼️ 腐った縄などでは決してない ❗️
.... 世界中の多くの民族から、蛇はその逞(たくま)しい生命力と脱皮の姿から、生まれ変わり再生する、永遠の命を保つ者として敬意と恐れを以て受け止められ、神ないしその使いとして崇拝された。
 🟦 蛇はまた、永遠の命の他、蛇が己の尾を嚙む絵図を象徴として、永遠の循環の概念を表した。
 自らの尾を咥える蛇の姿は、循環の概念を表すものだが、これが役割を終えた動植物の体を大地へ帰してやると言う観念と結び付き、ひいては農業・漁業の発展にも繋がって行くのだ。

☪️ アイヌ語の“ Kuta ”も大和言葉の【くた】も生き物を大地や海に還すの観念を産む ⁉️
.... 次回は、この辺の噺をしよう。それは人間と自然を結ぶ壮大な物語を生むのだ。
 🔶 役目を終えた草木を大地に還すのは Kuta ⚠️ 未だ小さい稚魚を川や海に放す(戻す)のも【くた】⁉️
  (次回につづく ・ Suy unukar an ro ❢ )

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by atteruy21 | 2026-02-04 16:36 | Trackback | Comments(0)