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アイヌ語雑感ー830  アイヌ語“ Kuta ” と大和言葉の【くた】をめぐる面白い噺ーその21  《通巻第2830号》

☘️ 緑肥(りょくひ)の噺(続きー19)
 😭 Nurap(pa)と言う言葉は、実際に有ったのか ❓️
 .... 日本語の中に親戚の言葉を見付ける ⚠️《続き》

▽ 萬葉集の中の言葉にヒントを得る ❗️
....  三輪山乎  然毛隠賀  雲谷裳   情有南畝   可苦佐布倍思哉 (万葉仮名による原文)
   三輪山を しかも隠すか 雲だにも 情(こころ)あらなも 隠さふべしや
 懐かしい三輪山をそのように隠すのか。せめて雲だけでも情が有って欲しい。繰り返し隠すような事があって良いものか
 🔺 ヒントになる言葉と言うのは、「隠さふべしや」の部分である。

▼ 【隠さふ】と言う言葉の意味‼️
.... 言葉の構成
 🟢 【隠さふ】を分析すると、「隠す」+(助動詞の)「〜ふ」
 「隠す」の未然形の【隠さ】に接尾語の助動詞の「ふ」が付いたもので、表す意味は「隠し続ける」ないし「何度も隠す」の意である。
 .... もう此処ら辺りまで来ると、私の目論見に気が付かれた読者の方も居られるだろう。アイヌ語の出自不明の “ Nurap ” と言う語と、その大和言葉版である【 濡らふ】という未だ存在した事の確認が済んでいない見慣れぬ言葉との無理な関係付けを私が狙っている事を....。

◎ 新造語 ❓️ 【濡らふ】という言葉は、嘗(かつ)て本当に有ったのか ⁉️
.... 私が古語辞典にも載っていない、【濡(ぬ)らふ】などと言う今まで誰も聞いたことも無いような言葉を復元したと称して持ち出したのには訳(わけ)がある。
 🔵 有り体(てい)に言えば、それはアイヌ語の出所不明の“ Nurap ” なる言葉が、どんな意味を表して居たのか、それを調べようと思い立ったのが最初の動機だった。 Nurap の語は、「涙を流す」だとか「泣き続ける」と言った意味を表すようだと言う事が分かっているわけだから、就いては大和言葉では「涙に濡れる」とか「泣き続ける」事を、イッタイ何と言うのか、それを調べてみようと思った訳(わけ)である。

☪️ 有った ⁉️ 「〜し続ける」=【〜ふ】という助動詞 ⚠️
.... 「涙を流す」のを、大和言葉では【濡(ぬ)る】と言うのは既に分かって居るのだから、涙を流し続ける=泣き続ける事を表すには、この【濡る】に何らかの語尾、つまり助動詞か何かをくっ付けてやれば良い、そう思ったのだ。
 ⭕️ 古代人の考える事だから、現代の我々が机上の理窟だけで考えても、古代人の気持ちに添うものになるとは限らないが、その遣り方の中で何らかのヒントくらいは得られるに違いない。

🌠 早速、造語を考えてみた ‼️
.... 涙を流すは【濡る】だから、涙を流し続けるは、理論上は「濡る」に助動詞の「〜ふ」をつけてやれば良い。だけど、【濡るふ】
とイキナリ言葉同士をくっ付けてしまう訳にも行かないから、此処は動詞の活用形のベンキョウをして、無理なく動詞の【濡る】に適合した、正しい形の活用語尾を見つけてやらねばならない。
 🔶 この後の悪戦苦闘は筆舌に尽くし難い所が有るが、その噺は次回に語ろう。
   (次回につづく ・ Suy unukar an ro ❢ )

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by atteruy21 | 2026-03-09 15:22 | Trackback | Comments(0)