人気ブログランキング | 話題のタグを見る

アイヌ語雑感ー831  アイヌ語“ Kuta ” と大和言葉の【くた】をめぐる面白い噺ーその22  《通巻第2831号》

☘️ 緑肥(りょくひ)の噺(続きー20)
 😭 Nurap(pa) と言う言葉は、実際に有ったのか ❓️
 .... 日本語の中に親戚の言葉を見付ける ⚠️(続きー2)

▽ 萬葉集の中の言葉にヒントを得る ❗️
.... 三輪山を しかも隠すか 雲だにも 情(こころ)あらなも 隠さふべしや
 🔺 今、私はアイヌ語の Nurap (=涙を流す)と言う語に対応する、今は失われた大和言葉か゚有ったのではないか、そんな位置付けに基づいて、【濡(ぬ)らふ】という語形を復原した。
 私が復原したと称するその語彙(ごい)は、専門家とされる優れた学者や研究者の方々の多くが、ナルホドと耳を傾けて呉れるような、そのように説得力のある主張では、残念ながら未だない。

▼ 【濡らふ】って言う言い方は、文法上あり得るの ❓️
.... アイヌ語の Nurap と言う言葉に良く似た音を持ち、涙を落とし(続ける)という意味を持つのだと称して提起をしたその言葉は、「濡(ぬ)る」と言う言葉に単に「〜ふ」という助動詞を、半田鏝(はんだごて)でも使って無理やりくっ付けたような、でっち上げの幽霊語だと非難されても仕方の無いような代物(しろもの)に過ぎないのだ。
 🔵 「〜ふ」と言う助動詞は、本体の動詞の未然形に接続する ⁉️
 萬葉集の【三輪山】の歌のように、
 「隠し・続ける」と言いたい時は、隠すという動詞の未然形の語尾の、「隠さ」と言う活用形に「〜ふ」という助動詞か゚接続して 
 「隠さ」+「〜ふ」と結合して、【隠さふ】の形になって初めて【隠し続ける】の意味を獲得出来るわけである。

◎ その文法上の約束事に従うと、「涙を流し続ける」は【濡れふ】と言う筈だよ ❢
.... 大和言葉の【濡る】=「(涙を)流す」は、下二段活用をする言葉である事がわかっているので、その動詞に反復や継続の意味を添える「〜ふ」という助動詞を接続させるには、動詞の活用語尾を未然形にしなければならない。
 🟢 【濡る】の活用語尾の未然形は「濡れ」であるから、「濡る」に反復・継続の意味を付加したいのであれば、その語形は【濡れふ】の形になる筈であって、私が欲しかったような、アイヌ語に似た【濡らふ】の語形になる事は決して無いのだ。

☪️ 【濡れふ】と書いて、何と読む ❓️ 
.... 私の見るところ、涙を流し続けるを大和言葉で言うと、矢張り【濡れふ】と人びとは言って居たようだ。それじゃあ、アイヌ語の Nurap (ヌラㇷ゚)と語呂合わせにもならないじゃないか と、貴方はそう思われるかも知れない。
 ⭕️ だが、心配ご無用なのだ。【ぬれふ】と文字で書かれても、実際の発音は「ぬりょう」なのであり、それがさらに変化して
  結局は【ぬらふ】の発音になって行くのだ。
 次回に、その辺の事情を詳しく説明しよう。
 🦋 蝶々のことを平仮名で書く時は何と書く ❓️ 「てふてふ」〜 ソレが難問を解く鍵である。次回をお楽しみに⁉️
   (次回につづく ・ Suy unukar an ro ❢ )

名前
URL
削除用パスワード
by atteruy21 | 2026-03-12 13:21 | Trackback | Comments(0)