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  <title>アイヌのこともっと知りたい</title>
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  <modified>2026-03-14T16:55:07+09:00</modified>
  <author><name>atteruy21</name></author>
  <tabline>アイヌ語やアイヌ文化について勉強したい。仲間がほしい。</tabline>
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    <title>アイヌ語雑感ー８３２　 アイヌ語 “ Kuta ” と大和言葉の【くた】をめぐる面白い噺ーその２３　 《通巻第２８３２号》</title>
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    <issued>2026-03-14T16:55:00+09:00</issued>
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    <author><name>atteruy21</name></author>
    <dc:subject>未分類</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[☘️ 緑肥(りょくひ)の噺（続きー２１）　&#128557; Nurap(pa) という言葉は、実際に有ったのか ❓️<br />
....  日本語の中に親戚の言葉を見付ける ⚠️（続きー３）<br />
<br />
<br />
▽ 【濡(ぬ)らふ】なんて言い方は、文法上あり得るの ⁉️<br />
....  【涙を流し続ける】と言う文を、仮に古い大和言葉で言うとすると、どんな言い方になるのだろう。<br />
　&#128314; それは「濡らふ」なんて聞いたことも無い、変な言葉じゃなくて、文法的には【濡れふ】と言う言葉になるんじゃないか ❓️<br />
　貴方はそう思われたかも知れない。<br />
　それは正しい見方で、その言葉を手紙に認(したた)めれば、確かに【濡れふ】と言う字を書くことになるのだが、....。<br />
<br />
<br />
▼ 「濡れふ」と書いて【濡(ぬ)らふ】と読む ‼️<br />
....  濡れふと字に書いても、それを声に出して読むと、何と ❢　それは【ぬりょう】とか【ぬらふ】と聞こえるような発音で語られるのだ。<br />
　&#128994; 証拠となる言葉の幾つかを挙げてみよう ⚠️<br />
　《古語辞典》けふ（きょう）【今日】この日。本日。きょう。<br />
　[使用文例]<br />
　....  三島野に 霞(かすみ)たなびき しかすがに<br />
　　昨日(きのふ)も今日(けふ＝きょう)も 雪は降りつつ　（萬葉・十八・四一〇三）<br />
　《現代語訳》三島野(みしまの)に霞がたなびいている。それなのに、やはり昨日も今日も雪が降り続くとは<br />
　私の補註　　しかすがに　〜 然(しか)・為(す)・がに （上代語）　→　そのようで・ある・のに<br />
　　ご覧のように、「けふ」と書いて【きょう】と読むのだ。<br />
<br />
<br />
◎ 昆虫の「蝶」は、平仮名で何と書く ⁉️<br />
....  たった一例では、未だ信用できないなと言う人も有るだろう。あと幾つか例を挙げよう。<br />
　&#129419; 蝶々のことを古語では【てふてふ】と言うことは多くのひとが知っている。蝶＝「てふ」なのだ。<br />
　それにしても、「ちょう」と【てふ】とでは、余りにも音がかけ離れていて、ナゼそんな風に言葉が変化したのだろうと、私は不思議でならなかった。<br />
　⭕️ そこで蘊蓄(うんちく)を一つ。<br />
　蝶々の大和言葉は、もともと「カハヒラコ」と言ったらしいのだが、長ったらしいので、先進国の中国から言葉を輸入して、【蝶】<br />
と言う言葉を取り入れたのだ。<br />
　その当時の中国人の発音が、蝶＝ Diep とか Tiep (ティエプ) とかの微妙な発音で、大和の人たちはそれを「てふ」と聴き取った訳である。<br />
<br />
<br />
☪️ 古語辞典　りゃう (りょう)【霊】(名詞)　「らう」とも<br />
....  祟りをする死霊、または生き霊(いきりょう)。<br />
　&#128311; この語例が、「りゃう」から「らう」への音韻の変化を跡付ける証拠を提供する事になるのだが、もう紙幅が尽きたので、その証明は次回に回すしか方法が無い。<br />
　アイヌ語と同様の音韻変化の道筋が、大和言葉でにもある事が分かるのだが、ソレは次回の楽しみに取っておこう。<br />
　　（ 次回につづく ・ Suy  unukar  an  ro  ❣ ）<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>アイヌ語雑感ー８３１　 アイヌ語“ Kuta ” と大和言葉の【くた】をめぐる面白い噺ーその２２　 《通巻第２８３１号》</title>
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    <issued>2026-03-12T13:21:00+09:00</issued>
    <modified>2026-03-14T13:02:55+09:00</modified>
    <created>2026-03-12T13:21:08+09:00</created>
    <author><name>atteruy21</name></author>
    <dc:subject>未分類</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[☘️ 緑肥(りょくひ)の噺（続きー２０）　&#128557; Nurap(pa) と言う言葉は、実際に有ったのか ❓️<br />
　....  日本語の中に親戚の言葉を見付ける ⚠️（続きー２）<br />
<br />
<br />
▽ 萬葉集の中の言葉にヒントを得る ❗️<br />
....  三輪山を しかも隠すか 雲だにも　情(こころ)あらなも 隠さふべしや<br />
　&#128314; 今、私はアイヌ語の Nurap (＝涙を流す)と言う語に対応する、今は失われた大和言葉か゚有ったのではないか、そんな位置付けに基づいて、【濡(ぬ)らふ】という語形を復原した。<br />
　私が復原したと称するその語彙(ごい)は、専門家とされる優れた学者や研究者の方々の多くが、ナルホドと耳を傾けて呉れるような、そのように説得力のある主張では、残念ながら未だない。<br />
<br />
<br />
▼ 【濡らふ】って言う言い方は、文法上あり得るの ❓️<br />
....  アイヌ語の Nurap と言う言葉に良く似た音を持ち、涙を落とし(続ける)という意味を持つのだとして提起した言葉は、「濡(ぬ)る」と言う言葉に単に「〜ふ」という助動詞を、半田鏝(はんだごて)でも使って無理やりくっ付けたような、でっち上げの幽霊語だと非難されても仕方の無いような代物(しろもの)に過ぎないのだ。<br />
　&#128309; 「〜ふ」と言う助動詞は、本体の動詞の未然形に接続する ⁉️<br />
　萬葉集の【三輪山】の歌のように、<br />
　「隠し・続ける」と言いたい時は、隠すという動詞の未然形の語尾の、「隠さ」と言う活用形に「〜ふ」という助動詞か゚接続して　<br />
　「隠さ」＋「〜ふ」と結合して、【隠さふ】の形になって初めて【隠し続ける】の意味を獲得出来るわけである。<br />
<br />
<br />
◎ その文法上の約束事に従うと、「涙を流し続ける」は【濡れふ】と言う筈だよ ❢<br />
....  大和言葉の【濡る】＝「(涙を)流す」は、下二段活用をする言葉である事がわかっているので、その動詞に反復や継続の意味を添える「〜ふ」という助動詞を接続するには、動詞の活用語尾を未然形にしなければならない。<br />
　&#128994; 【濡る】の活用語尾の未然形は「濡れ」であるから、「濡る」に反復・継続の意味を付加したいのであれば、その語形は【濡れふ】の形になる筈であって、私が欲しかったような、アイヌ語に似た【濡らふ】の語形になる事は決して無いのだ。<br />
<br />
<br />
☪️ 【濡れふ】と書いて、何と読む ❓️　<br />
....  私の見るところ、涙を流し続けるを大和言葉で言うと、矢張り【濡れふ】と人びとは言って居たようだ。それじゃあ、アイヌ語の Nurap (ヌラㇷ゚)と語呂合わせにもならないじゃないか と、そう思われるかも知れない。<br />
　⭕️ だが、心配ご無用なのだ。【ぬれふ】と文字で書かれても、実際の発音は「ぬりょう」なのであり、それがさらに変化して<br />
　　結局は【ぬらふ】の発音になって行くのだ。<br />
　次回に、その辺の事情を詳しく説明しよう。<br />
　&#129419; 蝶々のことを平仮名で書く時は何と書く ❓️　「てふてふ」〜 ソレが難問を解く鍵である。次回をお楽しみに⁉️<br />
　　　（次回につづく ・ Suy  unukar  an  ro  ❢ ）<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>アイヌ語雑感ー８３０　 アイヌ語“ Kuta ” と大和言葉の【くた】をめぐる面白い噺ーその２１　 《通巻第２８３０号》</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://urespa21.exblog.jp/38533293/" />
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    <issued>2026-03-09T15:22:00+09:00</issued>
    <modified>2026-03-12T12:28:14+09:00</modified>
    <created>2026-03-09T15:22:37+09:00</created>
    <author><name>atteruy21</name></author>
    <dc:subject>未分類</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[☘️ 緑肥(りょくひ)の噺（続きー１９）　&#128557; Nurap(pa)と言う言葉は、実際に有ったのか ❓️<br />
　....  日本語の中に親戚の言葉を見付ける ⚠️《続き》<br />
<br />
<br />
▽ 萬葉集の中の言葉にヒントを得る ❗️<br />
....  　三輪山乎　　然毛隠賀　　雲谷裳　　　情有南畝　　　可苦佐布倍思哉　（万葉仮名による原文）<br />
　　　三輪山を　しかも隠すか　雲だにも　情(こころ)あらなも　隠さふべしや<br />
　懐かしい三輪山をそのように隠すのか。せめて雲だけでも情が有って欲しい。繰り返し隠すような事があって良いものか<br />
　&#128314; ヒントになる言葉と言うのは、「隠さふべしや」の部分である。<br />
<br />
<br />
▼ 【隠さふ】と言う言葉の意味‼️<br />
....  言葉の構成<br />
　&#128994; 【隠さふ】を分析すると、「隠す」＋（助動詞の）「〜ふ」<br />
　「隠す」の未然形の【隠さ】に接尾語の助動詞の「ふ」が付いたもので、表す意味は「隠し続ける」ないし「何度も隠す」の意である。<br />
　....  もう此処ら辺りまで来ると、私の目論見に気が付かれた読者の方も居られるだろう。アイヌ語の出自不明の “ Nurap ” と言う語と、その大和言葉版である【 濡らふ】という未だ存在した事の確認が済んでいない見慣れぬ言葉との無理な関係付けを私が狙っている事を....。<br />
<br />
<br />
◎ 新造語 ❓️　【濡らふ】という言葉は、嘗(かつ)て本当に有ったのか ⁉️<br />
....  私が古語辞典にも載っていない、【濡(ぬ)らふ】などと言う今まで誰も聞いたことも無いような言葉を復元したと称して持ち出したのには訳(わけ)がある。<br />
　&#128309; 有り体(てい)に言えば、それはアイヌ語の出所不明の“ Nurap ” なる言葉が、どんな意味を表して居たのか、それを調べようと思い立ったのが最初の動機だった。 Nurap の語は、「涙を流す」だとか「泣き続ける」と言った意味を表すようだと言う事が分かっているわけだから、就いては大和言葉では「涙に濡れる」とか「泣き続ける」事を、イッタイ何と言うのか、それを調べてみようと思った訳(わけ)である。<br />
<br />
<br />
☪️ 有った ⁉️　「〜し続ける」＝【〜ふ】という助動詞 ⚠️<br />
....  「涙を流す」のを、大和言葉では【濡(ぬ)る】と言うのは既に分かって居るのだから、涙を流し続ける＝泣き続ける事を表すには、この【濡る】に何らかの語尾、つまり助動詞か何かをくっ付けてやれば良い、そう思ったのだ。<br />
　⭕️ 古代人の考える事だから、現代の我々が机上の理窟だけで考えても、古代人の気持ちに添うものになるとは限らないが、その遣り方の中で何らかのヒントくらいは得られるに違いない。<br />
<br />
<br />
&#127776; 早速、造語を考えてみた ‼️<br />
....  涙を流すは【濡る】だから、涙を流し続けるは、理論上は「濡る」に助動詞の「〜ふ」をつけてやれば良い。だけど、【濡るふ】<br />
とイキナリ言葉同士をくっ付けてしまう訳にも行かないから、此処は動詞の活用形のベンキョウをして、無理なく動詞の【濡る】に適合した、正しい形の活用語尾を見つけてやらねばならない。<br />
　&#128310; この後の悪戦苦闘は筆舌に尽くし難い所が有るが、その噺は次回に語ろう。<br />
　　　（次回につづく ・ Suy  unukar  an  ro  ❢ ）<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>アイヌ語雑感ー８２９　 アイヌ語“ Kuta ” と大和言葉の【くた】をめぐる面白い噺ーその２０　　《通巻第２８２９号》</title>
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    <issued>2026-03-08T15:48:00+09:00</issued>
    <modified>2026-03-09T10:36:40+09:00</modified>
    <created>2026-03-08T15:48:50+09:00</created>
    <author><name>atteruy21</name></author>
    <dc:subject>未分類</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[☘️ 緑肥(りょくひ)の噺（続きー１８）　&#128557; Nurap(pa) と言う言葉は実際に有ったのか ❓️<br />
　....  日本語(大和言葉)の中に親戚の語彙を見付ける ⚠️<br />
<br />
<br />
▽ 「涙を落とす」を意味する大和言葉は ❓️<br />
....  「シンヌラッパ(先祖供養)」と言うアイヌ民族の古い行事を表す言葉の生い立ちを、今、私たちは探ろうとして居る。この言葉は、その出自が未だに不明で、誰もが納得する形での語源が未だ提起されていないのだ。<br />
　&#128314; 同じような意味を持つとされる“ Icarpa (イチャㇻパ)”が、どうやら先祖の霊や大地の精霊たちに、木の実などをバラ撒いて、共に作物の豊作などを喜び合う行事に発展して行ったのと同じように、シンヌラッパも酒やタバコ、或いは畑の作物や果物のかけらなどを、ご先祖に飲んだり食べたりして貰って、それで先祖の供養をするものに変わって来たものらしいと分かった。<br />
　...  だが、シンヌラッパの方は、もともとの意味が先祖の人たちを偲んで、その死を悲しんで大地に涙を流すと言う、言わば鎮魂の儀式であった事は、イチャラパの作物の豊かな稔りを先祖や大地の精霊たちと共に歓ぶ祝の行事とは一線を画す、厳かな行事である事は忘れてはならない。<br />
　<br />
▼ Nurap(pa) は「泣き濡れる」 ‼️　〜　大和言葉では【濡(ぬ)らふ】と言った ⁉️<br />
....  私は、“ Nurap ” というアイヌ語の古語が有ったと考えている。その意味は、敢えて現代語で言えば、「涙を流す」或いは「涙が止まらない」となろうか。<br />
　&#128309; 語源を分析的に説明すれば、Nur 「涙を」＋ Rap (rap) 「流し続ける」となるわけである。<br />
<br />
<br />
◎ この“ Nurap ” と言うアイヌ語を大和言葉に置き替えると....❓️<br />
....  それは何と 【 濡(ぬ)らふ】❢<br />
　&#128994; 【濡らふ】なんて言葉は、聞いたことも無い ⁉️<br />
　....  確かに、その言葉は今はもう無くなってしまった言葉だから。現代語の辞典は勿論、古語辞典にさえ載っていない。<br />
　しかし、それが過去に存在したと言う事は、紛れも無い事実なのだ。<br />
　次回以降、その証明をしていこうと思うのだが、既にそれが出来るだけの紙幅が無いので、今日はそれを証明するのに利用する、<br />
萬葉集の歌を紹介するだけに止めて、次回にその証明作業を行おう。<br />
<br />
<br />
☪️ 萬葉集　巻一・一八<br />
　三輪山を　しかも隠すか　雲だにも　<br />
　情(こころ)あらなも　隠さふべしや<br />
　⭕️ 私の補足解説<br />
　情あらなも　　情が有って呉れよ　　「なも」は願望を表す終助詞。<br />
　隠さふ　　【隠さふ】(上代語)　隠し続ける。繰り返し隠す。<br />
　　　（次回につづく ・ Suy  unukar  an  ro  ❢ ）<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>アイヌ語雑感ー８２８　 アイヌ語“ Kuta ” と大和言葉の【くた】をめぐる面白い噺ーその１９　《通巻第２８２８号》</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://urespa21.exblog.jp/38526363/" />
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    <issued>2026-03-05T17:32:00+09:00</issued>
    <modified>2026-03-05T18:55:12+09:00</modified>
    <created>2026-03-05T17:32:48+09:00</created>
    <author><name>atteruy21</name></author>
    <dc:subject>未分類</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[☘️ 緑肥(りょくひ)の噺（続きー１７）　&#128557; Nurap(pa) と言う言葉は、実際に有ったのか ❓️<br />
　その出自が突き止めにくい、Nurap(pa)という言葉がある。その言葉をアイヌ語の範囲で関連する語や、親類の言葉を見付けにくいと言うのなら、イッソ(一層)のこと、思い切って兄弟の言葉である(❓️)日本語(大和言葉)に仲間となる言葉が無いものかどうか、それを探索してみようと思ったのである。<br />
<br />
<br />
▽ 今回はアイヌのイタクカムイか゚夢枕には立たれなかったけど.... <br />
....  今回は、イタクカムイは夢枕にはお立ちにならなかった。だが、もし私がイタクカムイに相談をしたら、“なら、大和言葉の方を探してみたらどうか”と、そんな忠告をして呉れそうな気がしたのだ。<br />
　&#128314; 深い悲しみに沈んだとき、大和の人々はどんな風(ふう)に涙を流し、それをどんな言葉で表現したのだろう。<br />
<br />
<br />
▼ 悲しみ泣くことを大和言葉では何と言う ⁉️<br />
....  深い悲しみに泣くとき、現代の我々は【涙にぬれる】とか【泣きぬれる】とか言う。<br />
　&#128309; では、大和言葉ではこんな場合、どう言ったのだろうか。<br />
　《旺文社・全訳古語辞典》　ぬる【濡る】（自ラ下二段）<br />
　　水などがたっぷり付く。ぬれる。<br />
　《文例》大鏡・道長・上　より<br />
　....  御顔(おんかほ)は赤み濡れ 艶めかせ給ひながら.... <br />
　　(女院の)お顔は赤らみ (涙に)濡れ つやつやと光っていらっしゃるけれど....  <br />
<br />
<br />
◎ 大和言葉の【ぬる(涙を流す)】と同根の、Nur (ヌㇽ) と言うアイヌ語が有った ⁉️<br />
....  もう此処まで来ると、どなたにも私の企みが察知出来るようになられた事だろう。<br />
　&#128994; そうなのだ ❢　Nurap(pa) と言う正体不明のアイヌ語も、元を質(ただ)せば古い縄文語の Nurap とかそれに近い発音の、涙を垂らす、涙に濡れるを意味する言葉が基になった言葉だと私は主張したいのだ。<br />
<br />
<br />
☪️ Nurap は縄文語由来の言葉　⁉️　それは「涙を流す」の意  ❢<br />
....  大和言葉の【ぬる(濡る)】も縄文語の末裔(＝子孫)の言葉 ⚠️<br />
　⭕️ 誤解の無いように、念の為説明をして置きたい。<br />
　Nurap と言うアイヌ語の言葉は、「涙に濡れる」と言う意味になったのだが、それは最初からその意味で発生した言葉では決してない。この言い回しが成立した当初の意味は、飽(あ)くまでも「涙が落ちる」「辺りに涙が散らばる」と言った意味であったらしいのである。<br />
　その辺の詳しい根拠付けは、次回に行う事としよう。<br />
　　　（ 次回につづく ・ Suy  unukar  an  ro  ❢ ）<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>アイヌ語雑感ー８２７　 アイヌ語“ Kuta ” と大和言葉の【くた】をめぐる面白い噺ーその１８　《通巻第２８２７号》</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://urespa21.exblog.jp/38524366/" />
    <id>http://urespa21.exblog.jp/38524366/</id>
    <issued>2026-03-04T16:27:00+09:00</issued>
    <modified>2026-03-05T10:39:41+09:00</modified>
    <created>2026-03-04T16:27:38+09:00</created>
    <author><name>atteruy21</name></author>
    <dc:subject>未分類</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[☘️ 緑肥(りょくひ)の噺（続きー１６）　&#128557; Nurap (ヌラッㇷ゚)と言う言葉は実際に有ったのか ❓️<br />
　....  ヌワッㇷ゚(呻く・お産する)と言うアイヌ語に触発されて、私はヒョットして【ヌラッㇷ゚】と言う大声で泣くと言う意味の言葉も有ったのではないか等と、素人の無知・無責任で済ませる事の出来る特権を良いことに、勝手な語源説を唱えてしまった。<br />
　だが、有能で博識な現代の天才ＡＩ君の、まるで私の説を後押しして呉れるかのような説の存在に気を良くして、この Nurap ＝「大泣きする」説を本気で証明しようと考えるに至ったのだ。<br />
<br />
<br />
▽ 参考になるＡＩ君の見解　　Kem - nu ＝ 【出血する】【血が滲む】‼️<br />
....  非常に悲しい気持ちになって人が泣く時、人は涙を流すだけだろうか。大きな悲しみに捉われれば、人は鼻水を垂らし、自分の咳に噎(む)せて息も途切れ、喉も涸れて血を吐く事さえあるのだと。<br />
　&#128314; Nurap の【 Nu 】は「涙」の事を言うのだろうと、私は当初そう考えたのだが、涙だけでなしに血を流したりするのも“Nu ”と言ったのではと考えるようになったのだ。<br />
<br />
<br />
▼ ＡＩ説　〜　Kem - nu は「血が・出る」の意 ⁉️<br />
....  ＡＩ君はいろいろ調べて、kem 「血が」＋ Nu 「出る」という意味だと言うことを私に教えて呉れた。早速調べて、萱野辞典にその言葉が載っているのを確認した。<br />
　&#128309; その他に、ＡＩ君は Kem - nuwen と言う熟語が有るとも教えて呉れた。<br />
　....  Kem nuwen  〜　血が滲(にじ)む。うっすら(血が)出る。　なのだと....。<br />
<br />
<br />
◎ Kem - nuwen の意味を更に分析すると...❓️<br />
....  実は、ケㇺヌウェンと言う言葉を、「ケム」＋「ヌウェン」という２語の文と考えるか、それとも【ケㇺヌ】＋【ウェン】の2語から成ると見るのか、定説とされる考え方は無いのである。<br />
　⭕️ どちらが正しいのか、それを証明する時間的余裕が無いので、私が正しいと信ずる方の考えかたを述べる事をお許し願いたい。もう一つの考え方に就いては、簡単に私がそれを採用しない事の理由を述べるに留めたい。<br />
<br />
<br />
☪️ Kem - nuwen は文章としての繋がりが悪い ‼️<br />
....  換言すれば、Kem 「血が」＋ Nuwen 「❓️」<br />
　&#128997; Nuwen と言う語が私の脳裏で映像を結び辛いのだ。　「 Nu 」と「 Wen 」がどうしても繋がらないのだ。<br />
　....  一方、Kemnu − Wen の方は、 Kemnu 「血が出る・出血」＋ Wen 「少ない・乏しい」、つまり出血が少ない、血が滲む〜と<br />
スムーズに文意が取れる。<br />
　　アイヌ語の“ Nu ”の隠された意味が明らかになった所で、次回は愈々、問題の“ Nurap ” なる謎の言葉の謎解きの課題に挑戦する段階に進もうではないか。<br />
　　　（ 次回につづく ・ Suy  under  an  ro  ⁉️ ）<br />
]]></content>
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  <entry>
    <title>アイヌ語雑感ー８２６   アイヌ語 “ Kuta ” と大和言葉の【くた】をめぐる面白い噺ーその１７　《通巻第２８２６号》　</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://urespa21.exblog.jp/38521729/" />
    <id>http://urespa21.exblog.jp/38521729/</id>
    <issued>2026-03-03T17:22:00+09:00</issued>
    <modified>2026-03-04T08:10:40+09:00</modified>
    <created>2026-03-03T17:22:50+09:00</created>
    <author><name>atteruy21</name></author>
    <dc:subject>未分類</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[☘️ 緑肥(りょくひ)の噺（続きー１５）　&#128557; シンヌラッパ(先祖供養)の語を深読みする ⁉️<br />
....  アイヌ民族の葬儀で、女性たちが互いに肩を抱き合って、大きな声で泣いて死者を悼む。そんな風景から先祖供養の儀礼を表す【シンヌラッパ】と言う語の成立の原意を探り出そうと考えたのだが、本当にそんな事から言葉の謎を解き明かせるのか、自分でも不安の思いが強まって来たのだ。<br />
<br />
<br />
▽ 女たちは確かに大声で泣いた〜だけどエカシたちも本当に男泣きしたのか ❓️<br />
....  アイヌ民族は男も女も、他のどんな民族や人間集団に劣らず、親や先祖を敬い大切にする気持ちが強かった。その親や祖父母が亡くなれば哀悼(あいとう)の情はきわめて強く、女たちは辺りも憚(はばか)らず大声を挙げてその死を悲しんだのは、前述のとおりである。<br />
　&#128314; だが、日頃寡黙でニコリともしないイメージの髭のエカシたちが、果たして父母のために大いに声を挙げて泣いたのだとは、ユカラやウエペケレにも一言も述べられてはいないのだ。<br />
<br />
<br />
▼ Nupe (ヌペ)は、本当に【目の水】と言う意味なのか ❓️<br />
....  シンヌラッパと言う不思議な言葉の謎解きで、私は Nu-rap という仮の語形を復原して、それに【涙を流す】＝「泣く」という訳(やく)を付した。そして、その語源説の最重要部分に座る“ Nu ” の音に、Nupe ＝Nu 「目」＋ pe 「水」の意味を与えたわけである。それは、Nupe と言うアイヌ語の語源の説明としては、異議を差し挟む者のない、不動の定説とされる考え方であるからだ。<br />
　&#128309; だが、その【目の水】＝「涙」という考え方は、果たして本当に疑う余地の無い真理に立つものなのか。<br />
　　....  私は、Nu ＝目の語幹と言う、その考え方に大いなる疑問を抱き始めて居るのである。<br />
<br />
<br />
◎ “ Nupe ” は「目の水」などではない ‼️<br />
....  アイヌ語の“ Nu ” の、真の意味を突き止める ❗️<br />
　⭕️ 定説の考え方は、ヌペを Nu 「目」(から出る)「水」と解釈するものだが、私はその一見する限り普通の考え方は、少し安易に過ぎるのではないかと不満に思うのだ。<br />
　アイヌの人々は、理屈っぽい事にかけては人後に落ちないことで定評のある人たちだから、この「涙＝目の水」説は、その理屈に必ずしも適(かな)わないのである。<br />
<br />
<br />
☪️ 本当に悲しい時、人は涙だけでなく鼻水も垂れる ❗️喉から血さえ吐く ⚠️<br />
....  嗚咽(おえつ)と言う言葉をご存知だろうか。アイヌの女たちは葬儀の時、声を挙げて泣いた。辺りを憚らず、イヤ、大声で泣くことが死者への礼儀であった。　<br />
　&#128311; だが、謹厳実直の男たち、取り分けコタンの尊敬を一身に集めたエカシたちは、ただ大声で泣く訳にも行かなかった。<br />
《国語辞典》　おえつ【嗚咽】声を抑えて泣く。咽(むせ)び泣く。<br />
　<br />
&#127776; Nu-rap の“ Nu ” は、「身体から出る液・汁」のこと ‼️　涙の他に鼻汁や血である事も !!<br />
....  悲しみの余り、人は泣いて血を吐く事さえ有るのだ ❢　次回に詳しく アイヌ語　“Nu ”  の原意の探索を行おう。<br />
　&#128310; ＡＩを使って、血が滲むと言う事をアイヌ語では何と言うのか、ソレを調べてみた。<br />
　ＡＩによる概要<br />
　kem - Nu 　血が出る。血が滲(にじ)む。<br />
　Kem  nuwen  血がにじむ。うっすら血が出る。　　詳しくは次回に。<br />
　　（次回につづく ・ Suy  unukar  an  ro ！ ）<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>アイヌ語雑感ー８２５　アイヌ語 “ Kuta ”と大和言葉の【くた】の語を廻る面白い噺ーその１６　 《通巻第２８２５号》</title>
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    <author><name>atteruy21</name></author>
    <dc:subject>未分類</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[☘️ 緑肥(りょくひ)の噺（続きー１４）　&#128314; シンヌラッパ(先祖供養)と言う言葉の成り立ちの謎を解く ❗️<br />
....  それはアイヌの人たちが、先祖の人々を偲(しの)んで大声で泣き、大地に涙を落とすと言う、そんな意味合いで出来上がったようなのだが、時が過ぎてその元の意味が忘れ去られ、大地の恵みに感謝する祭りと混じり合うと、死者への悲しみを吐露するよりも、大地の精霊たちと共に作物の実りを喜び合う、そんな楽しい祭りに変化したらしいのである。<br />
<br />
<br />
▽ 「涙」や「泣く」の語を行事の名から取り除いた ⁉️<br />
....  Sinnurappa (シンヌラッパ)と言う言葉は、恐らくその最初の形は【 Sir 】＋【 Nurappa 】＝「大地に」＋「涙を落とす」とか、或いはソレに近い簡単な組み合わせの言葉であっただろう。涙を浮かべて亡き先祖たちを偲んだに違い無い。実際、アイヌの人たちの親や先祖を思う心情は、女性に限らず大の男が大地に泣き伏すほど激しいものだったと想像される。<br />
　&#128309; 先祖供養のこの行事は、時を経て農作物などの豊作を予め祈り、或いは作物を収穫した後は、豊作を齎(もたら)してくれた全ての大地の精霊と天のカムイに、感謝の心を表し共に豊作を祝う歓びの行事に変化したのだ。<br />
　....  だから、採れた作物や野山にたわわに稔った木の実などを大地にバラ撒いて歌い踊ったわけである。<br />
<br />
<br />
▼ 【ヌラッパ】なんて言葉は聞いたことも無いけど .... ❓️<br />
....  Nurappa は苦労を重ねて作った造語 ⁉️<br />
　⭕️ ヌラッパと言う言葉は、元々は恐らく【 Nupe - Rap-rap 】＝「涙が・落ち落ちする」というような言葉であっただろう。<br />
　それが言葉の音の短縮の方向が働いて、重ね言葉の Raprap が「Rapap 」に変化したのだろう。併せて、Nupe (涙)の語から語尾の Pe の音が抜け落ち、ソレが続く Rapap に繋がって、Nurapap の語が成立したと考えられる。<br />
　　...  イヤ、その前に Nupe の 語尾の pe を落とした Nu  の音に、重ね言葉になる前の Rap の音が接続して、Nu-rap 涙を落とす＝「泣く」という言葉が、早くも出来上がって居たのかも知れない。<br />
<br />
<br />
◎ Sinnurappa  (先祖供養)の語の原意を確定する ‼️<br />
....  Nurap 泣くと言う今は無い古い言葉が有った、そう私は考えている。<br />
　&#128557;  その「泣く」も、静かにシクシクと泣くのではなしに、大声で激しく泣くを表すのが、この Nurap なる言葉である。<br />
　いまは残っていない言葉だと言うのに、何故そんな想定が出来るのか。<br />
　　...  ソレには、そう想像するだけの根拠が有るのだ。大声を出してする或る行為が有って、そこから私は想像の翼を拡げる事が出来るのである。<br />
　<br />
☪️ Nurap に良く似た“ Nuwap ” と言う言葉 ⁉️　ソレは【お産する】と言う意味 ❢<br />
....  ナンデいきなり、【お産】なんて言葉を持ち出すのか。目を白黒させて驚いた方もあろう。<br />
　&#128310; 萱野辞典　ヌワㇷ゚　【 Nuwap 】<br />
 　①唸る(うなる)。呻く(うめく)。<br />
　②産む。お産。お産の時の唸り声。<br />
　　....  お産と言うのは、古今東西、何処の人々にとっても女性の立ち向かう一大行事、イヤ、大仕事であって、それで命を失う女性も、特に古代社会では少なくなかった。<br />
　出産を間近に控えた女性は、産みの苦しみの余り、思わず大声を挙げて呻き声を漏らす事が多かった。人によっては、意識を失うほどに、それ程の苦しみが女性を襲い、女性は独りそれに耐えねばならなかった訳である。<br />
　　（次回につづく ・ Suy  unukar  an  ro  !! ）<br />
]]></content>
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    <title>アイヌ語雑感ー８２４　 アイヌ語　“ Kuta ” と大和言葉の【くた】を廻る面白い噺ーその１５ 　《通巻第２８２４号》</title>
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    <issued>2026-02-28T16:06:00+09:00</issued>
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    <author><name>atteruy21</name></author>
    <dc:subject>未分類</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[☘️ 緑肥(りょくひ)の噺（続きー１３）....  シンヌラッパ(先祖供養)と言う不思議な言葉の謎解きも、正念場に差し掛かった。それはどうやら、亡くなった親や先祖の思い出を大切にし、その死を悼(いた)むという意味が中核の語義であるらしい。<br />
　&#128314;そして、その語彙(ごい)の成立の原点は、亡くなった人を思って「大声で泣く」という事に在ったようだ。<br />
<br />
<br />
▽ 【 Sinnurappa 】という語の逐語解釈に挑む ‼️<br />
....  語頭の“ Sin ” の音は、大地＝ Sir の語尾の 【R(アール)】の音が、次に続く Nurappa という語の語頭の【 N(エヌ)】の音に引きづられて、【N】の音に変化したものである事は、何方(どなた)にも異論は無いだろう。<br />
　それは涙が落ちる所である「大地」を意味する。<br />
　&#128994; 問題は、ヌラッパ( Nurappa)なる出所不明の言葉なり言い回しである。<br />
<br />
<br />
▼ 【 Nurappa 】を、一体どう捌く(さばく＝解剖する) ❓️<br />
....  矢張り、答を先に言って後でその理由に言及して行く、例の遡(さかのぼ)り論法で説明しよう。<br />
　&#128309; Nupe 「涙」が　＋ Rappa 「落ち落ちする」　の２語の構成と定義しよう。<br />
　　....  だが、それには論理の飛躍が有り、真っ当な語源解釈とは言い難いものだと、直ぐにも反論や疑問が出されるだろう。<br />
　　論理の展開が乱暴で粗雑なのだ。言葉と言葉を結ぶ丈夫な架け橋が必要なのだ。<br />
　《最初の架け橋は ??》<br />
　&#127753; 第一の架け橋は、 Nupe ( 涙)と言う語を語幹の“ Nu ”の１音節だけで表せるものなのか、という問題である。<br />
　別の言い方、アプローチの仕方で言えば、Pe (水)の語を取り除いて、それでも涙(目の水)と言う観念を Nu の１音だけで表せるのか、と言う問題である。<br />
<br />
<br />
◎ 【 Nu 】の１音だけで、何と【涙】の意味を表せる ⁉️<br />
....  ことばの発音の一部が省略されて、それでも尚、元の意味を表せる。そんな語法、言い回しがアイヌ語には有る。<br />
　⭕️ トペ(乳汁)という言葉の不思議 ⚠️<br />
　トペ【 Tope 】と言うアイヌ語が有る。萱野辞典で早速検索しよう。<br />
　トペ【 Tope】 乳。乳液。乳汁。<br />
　同じ萱野辞典の次の項に、もう一つのトペの項目がある。<br />
　　....  トペ　【Tope 】 (草木の乳状の)汁。　トペには、動物の乳の他に、植物の茎の軸から染み出す白い乳汁も表すのだ。<br />
<br />
<br />
☪️ Tope から Pe (水)を取り除いた【 To 】だけで、それでも【乳】の意を表す ‼️<br />
....  Tokap (＝乳房)と言う言葉 <br />
　&#128582; tokap と言うアイヌ語は、ふしぎな言葉で先ず第一に【昼】【昼間】夜に対する明るい間を意味すると同時に、<br />
　何と、人間の女性の豊かな【乳房】の意味を併せ持つのだ。<br />
　《語の構成と成り立ち》<br />
　　To 「乳」　＋　Kap 「皮(袋)」→　乳の容れ物＝「乳房」<br />
　　次回は、nurappa の成り立ちの秘密に迫ろう。<br />
　　　　（次回につづく ・ Suy  unukar  an  ro  ❢ ）<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>アイヌ語雑感ー８２３　 アイヌ語　“ Kuta ” と大和言葉の【くた】を廻る面白い噺ーその１４　 《通巻第２８２３号》</title>
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    <issued>2026-02-27T16:13:00+09:00</issued>
    <modified>2026-02-28T08:46:29+09:00</modified>
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    <author><name>atteruy21</name></author>
    <dc:subject>未分類</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[☘️ 緑肥(りょくひ)の噺（続きー１２）....  Sinnurappa ＝先祖供養という言葉が問題となった。この言葉の古い意味の解明が、アイヌ民族の謙虚で、且つ誇り高い精神性の拠って来る所以(ゆえん)を探る上で是非とも必要だからだ。何かそんな気がしてならないのだ。<br />
<br />
<br />
▽ 【 Sinnurappa 】の語を語源分析すると....  ❓️<br />
....  Sir  ＋ Nurappa  ←  「大地に」＋「涙を落とす」<br />
　&#128314; 前回のこのブログの記事で、私は根拠を示す事も無く、このように分析した。だが、 Sin ＝ Sir だと位置付けたことの当否は兎も角、その後に続く Nurappa (ヌラッパ)と言う言葉は、どんな字引や辞典の類を繰ってみても、何処にもそんな言葉や音(おん)は載ってさえ居ないのだ。<br />
　正体不明の【鵺(ヌエ)】のようなこの語は、恐らく元々の古い形から、音韻の上で大きく変化を遂げた、その後の姿なのだろう。<br />
　....  だから、その言葉の当初の姿を何らかの方法で復原してみるしか方法が無いのだが、果たして本当にそんな事が可能なのだろうか。<br />
<br />
<br />
▼ 音の響きが似た言葉からシンヌラッパの往時の原型を類推する ‼️<br />
....  亡くなった父母や祖父母、そのまた親であるご先祖様の人たちに対して、古い時代のアイヌの人々は、イッタイどんな感情を持ち、どんなに形で冥福を祈ったのだろうか。<br />
　&#128994; 私は先ず、そんな事からシンヌラッパの語源探しを始めようと考えたのだ。<br />
　【死者の為に泣く】 〜 ＡＩの見解から....  <br />
　....  アイヌの伝統的な葬儀に於いては、死者のために大声で泣く、嘆くという習慣が有りました。<br />
　　特に、女性たちが人の死の直後や葬儀の際に大声で泣き叫ぶことは、悲しみの表現であると同時に、葬礼に於ける重要な儀礼の一部でした。<br />
<br />
<br />
◎ 「大いに涙を流す」....  これをアイヌ語では何と言う ❓️<br />
....  葬儀で女たちが死者を悼(いた)んで、互いに手を取り合い肩を抱き合って大声で泣き合うと言う習慣がアイヌ民族には有った。<br />
　&#128309; そんな時、アイヌ語では Nupe -ko -rapapse  ヌペコラパㇷ゚セ　「涙が」「〜に対して」「落ちる」と言った。<br />
　《萱野辞典》ヌペコラパㇷ゚セ　落涙。涙をこぼす。　と、そう記述されている。<br />
　《私の補足》<br />
　Nupe 「涙＝目(の)・水」か゚　Ko  「〜に」　Rapapse  「落ちる」<br />
　　....  だけど、これだけでは大いに涙を流すの意味にならないよね ❢<br />
<br />
<br />
☪️ そこで Rapapse の更なる分析 ⁉️<br />
....  重ね言葉 Rapapse の秘密<br />
　&#128557; 落涙滂沱(らくるい・ぼうだ)という古い四字熟語をご存じだろうか。<br />
　「涙が止め処(とめど)無く流れ落ちるさま」（岩波国語辞典より）<br />
　Rapapse と言う語を更に分解すると、ソレは  raprap-se  という重ね言葉になるのだ。それは【落ち落ちする】を意味して、<br />
落ちる事を止(や)めないの意味になる。涙が落ちて止まらないと....。　以下、次回に。<br />
　　　（次回につづく ・ Suy  unukar  an  ro  !）<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>アイヌ語雑感ー８２２　 アイヌ語 “ Kuta ” と大和言葉の【くた】をめぐる面白い噺ーその１３　 《通巻第２８２２号》</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://urespa21.exblog.jp/38507112/" />
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    <issued>2026-02-26T14:27:00+09:00</issued>
    <modified>2026-02-26T15:24:51+09:00</modified>
    <created>2026-02-26T14:27:48+09:00</created>
    <author><name>atteruy21</name></author>
    <dc:subject>未分類</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[☘️ 緑肥(りょくひ)の噺（続きー１１）....  前回のこのブログで、ご先祖様に美味しい物を食べていただくのに、その食べ物を投げ付けたりしないと、一方的断定的に私は説明をした。<br />
　&#128314; だが、現代のアイヌ民族の血を引く人たちの伝統行事で、「ご先祖様、どうぞお召し上がり下さい」と言って、果物などを辺りにばら撒く祭りが有ると、そんな疑問を持たれる方か゚有るかも知れない。<br />
　その方は観察力に優れた方で、過(あやま)つことの無いその注意力に私は深い敬意を表したい。だが、その先祖の方々に食べ物を振り撒くと見える行為は、実は先祖を供養する為に行っているものではない。<br />
<br />
<br />
▽ 作物の稔りをカムイに感謝する祭りが有る ⚠️　先祖供養と混同された稔りへの感謝祭<br />
....  稔りの秋に、農作物などの稔りをカムイに感謝し、木の実その他の食べ物を大地に撒いて歌い踊る祭りが有った。<br />
　&#128308; Haru  ran  na  ❗️　ハル・ラン・ナー　<br />
　（カムイのお恵みの）食べ物が天から降ってくるヨー ⁉️　今年は稗や粟が豊作で、おまけに天気も良くて、コタンの人びとは大喜びで、祭りのような大騒ぎだ。こんな時は稗の穂や木の実などを辺りに振り撒きながら、大声で女たちは歌い踊った。<br />
　この実りをカムイに感謝する祭りが、何時の頃からか先祖供養の行事と混じり合い、混同されたのだ。その行事がイチャラパ<br />
( Icarpa )である。前にのべたように、それは稔りを与えてくれた大地とカムイに感謝する祭りであったから、作物や木の実などを大地に返して、様々な大地の精霊と共に豊穣を祝った訳(わけ)である。<br />
<br />
<br />
▼ 先祖供養の本来の意味と言葉は 、一体、どんなものだった❓️<br />
....  辞典により少し違いが有るのだか゚、「シヌラッパ」ないし「シンヌラッパ」と呼ばれる行事(民俗)か゚ある。これが先祖を敬い、或いは故人を偲(しの)ぶアイヌ民族の先祖供養の行事である。<br />
　&#128994; 私は、二つの言葉のうち後者の“ Sinnurappa ” か゚この先祖供養と言う言葉の正しい形だと見ている。<br />
　....  それは、この形の方が語源分析がしやすいと言う点があるからである。<br />
<br />
<br />
◎ 【 Sinnurappa 】を語源分析すると ....  ❓️<br />
....  この言葉を分析すると、それは　Sir - Nurappa という二つの言語要素で成り立つと見られるのだが、<br />
　回りくどい説明を避けて、先ず結論の完成した言葉の意味の説明をして置こう。答えから先に言って、皆さんを引き付けて置こうと言う訳である。<br />
　&#128310; Sinnurappa と言う語の頭に在る“ Sin ” の語が、何時の間にか【 Sir 】に化けているが、それが語源探索のマジックの種であって、それは【大地】を意味するアイヌ語の基礎単語である。<br />
　オット、今日は、答を先に明かすと言う約束だから、先ずそのヤクソクを果たそう。<br />
<br />
<br />
☪️  Sir ＋ Nurappa  ←　大地に・ 涙を落とす ⁉️<br />
....  このトンでも語源論の種明かし、謎解きは次回にユックリ行おう。<br />
　⭕️ 大地に涙を落とすのは、モチロン、子孫たちが父や母や懐かしいご先祖様の思い出を胸に、その死を悼んで涙を流すのである。　<br />
　詳しくは、次回に語ろう。<br />
　　　　（ 次回につづく ・ Suy  unukar  an  ro  ❢ ）<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>アイヌ語雑感ー８２１　アイヌ語　“ Kuta ”と大和言葉の【くた】をめぐる面白い噺ーその１２ 　《通巻第２８２１号》</title>
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    <id>http://urespa21.exblog.jp/38465885/</id>
    <issued>2026-02-24T15:24:00+09:00</issued>
    <modified>2026-02-26T09:30:52+09:00</modified>
    <created>2026-02-24T15:24:45+09:00</created>
    <author><name>atteruy21</name></author>
    <dc:subject>未分類</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[☘️ 緑肥(りょくひ)の噺（続きー１０）....  英雄シャクシャインの故郷、シベチャリの地名の謂れには、納得が行かれただろうか。<br />
　鮭が未だ小さいうちに捕獲して、直ぐに食べてしまうと言う愚策を排し、鮭を遠洋への旅に出させ、大きく成長して帰って来た鮭をみんなで喜こんで迎えよう。<br />
　だから、未だ小さい鮭は獲らずに海へ還してやるのだ。<br />
　何年かして、大きく育った鮭たちが大挙してシベチャリの浜辺に押し寄せ、オスもメスも河水の匂いを頼りに母川を突き止め、その河口に辿り着き、上流に戻って行く。懐かしい水の匂いに歓喜しながら、メスは川底に卵を産みオスはそこに精子をふりかける。<br />
<br />
<br />
▽ チャリ( Cari )の原意を改めて確認しよう ‼️<br />
....  アイヌ語で Cari と言うと、それは【撒き散らす】というのが基本の語義だと考えられている。<br />
　&#128314; だが、私は其の意味が発展して、シベチャリの場合には【海へ還す】と言う特別の意味を獲得したのだと、そう考えるのだ。<br />
　単に「放り投げる」程の単純な意味だった言葉が、大きく育つように「海へ返してやる」といった、一味違った高度な意味合いを持つ語句に変身・成長したと私は見る訳(わけ)である。<br />
<br />
<br />
▼ チャリ( Cari )という音は、どんな行為を意味したか ❓️<br />
....  「 Cari 」の音が入る慣用語には、イッタイどんな言葉が有るか、それを参考に“ Cari ”の音の根本義を突き止めようと言うのである。<br />
　&#128309; イチャㇻパ( I-carpa )＝先祖供養<br />
　....  中川辞典で見てみると、<br />
　イチャㇻパ　i - carpa 【動詞１】食べ物などを供えて死者の供養をする　→　シヌラッパ　　とある。<br />
 　この“ Icarpa ” の語を分析すると、次のようになると説明される。<br />
　　i 「物を・それを」＋ Carpa 「撒き散らす」<br />
　詰まり、ご先祖様の霊や大地の精霊に食べ物をバラ撒いて、供養してやる　と、そう言う観念で成立した言葉だと言うのだ。<br />
<br />
<br />
◎ 一見するとナルホドと思わせるが....ソレは少し可笑しいのだ ❗️<br />
....  よく知られるように、アイヌ民族は親とか、更にそのまた親であるご先祖様を敬う事にかけては、世界のどの民族と較べても引けを取らない親孝行な人たちである。<br />
　⭕️ そんなご先祖様たちに、食べ物を放り投げてよこすと言うのは、どう考えても道理に合わないのである。考えても頂きたい。<br />
現代の私たちも、お盆やお彼岸で先祖の墓に食べ物を供える事は少なくない。<br />
　だが、その時に供える食べ物を墓前にそっと置く事は有っても、それを放り投げたりブツケたりする事は決してしない。<br />
<br />
<br />
☪️ Icarpa は、本当は作物の稔りを予祝する祈りの行為だった ⁉️<br />
....  Carpa ( Cari )と言う言葉は、物を大地に投げる(放り込む)という語感をどうしても拭い去れない。それは先祖を敬う、身近な死者に美味しいものを食べて貰うと言う観念と、どうしても折り合わないのだ。<br />
　&#128994; そうなのだ。イチャㇻパという儀式は、先祖や大地の精霊を供養する行為であったのではなく、大地に木や草の実などを鋤き込んで、その年の作物の豊作を祈る、そんな予祝行為であり、作物が稔った後は、収穫した作物や、辺りの木や草に稔った実を先祖の霊に見て貰い、大地の精霊たちにも集まって貰って、共に人間と分け合い喜び合うと言う、一種の祭りであったわけである。<br />
<br />
<br />
&#127776; じゃあ、先祖供養の噺は何処に行ったの ❓️<br />
....  先祖の供養には別の言葉が有って、その名を【シヌラッパ】或いは【シンヌラッパ】と言う。此方が先祖供養を表す本来の行事であり、言葉であった。<br />
　《中川辞典》シヌラッパ　sinurappa 【動詞１】先祖供養をする。〈参照〉イチャㇻパ　Icarpa 。<br />
　&#128311; 《萱野辞典》シンヌラッパ　【 sin-nurappa 】　先祖を祭る。先祖供養　：　お盆の頃、お神酒(みき)をあげて死者の供養をする。<br />
　次回は、このシンヌラッパという不思議な調べを持つ言葉を解析して、その観念の成り立ちをさぐってみよう。<br />
　　（次回につづく ・ Suy  unukar  an  ro  ❢　また、お会いしましょう ❢ ）<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>アイヌ語雑感ー８２０　 アイヌ語　“ Kuta ” と大和言葉の【くた】をめぐる面白い噺ーその１１　 《通巻第２８２０号》</title>
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    <issued>2026-02-22T17:28:00+09:00</issued>
    <modified>2026-02-24T08:11:31+09:00</modified>
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    <author><name>atteruy21</name></author>
    <dc:subject>未分類</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[☘️ 緑肥(りょくひ)の噺（続きー９）....  ムンクタと言う言葉と同じように、本来持っていた香(かぐわ)しい意味が忘れ去られて、卑近でありふれた意味になってしまった言葉か゚他にも無いだろうか。<br />
　&#128314; そこで登場したのが、近世アイヌの不滅の英雄、静内のシャクシャインを産んだ染退(シベチャリ)の地名である。<br />
<br />
<br />
▽ Sipe- cari は【鮭・を放り投げる・所】、鮭を海へ還す所 ⁉️<br />
....  &#128031;️ 鮭の生活史 〜 最終章<br />
　静内川の河口近く、川の水と海の水が混じり合う汽水域で、鮭の若魚は遠洋へと旅立つ前の準備期間のひと時を過ごす。<br />
　&#128994; 数センチだった稚魚の体長が汽水域の生活で１０cmを超える迄に成長すると、殆どの若魚は沖合へ、オホーツクの海や、更に遠くアラスカの海に向かって泳ぎ始める。<br />
　だが、中には沖合への旅立ちを躊躇し、稚魚の時代を過ごした川の上流へ戻ろうとする若魚も、少数ではあるが存在して、それが地元の人々の仕掛けた箱罠に掛かる事がある。<br />
<br />
<br />
▼ 海へ出ない若魚を捕らえて海の方に投げ返す ‼️　それが Sipe-cari<br />
....  鮎(あゆ)の生活史<br />
　&#128309; 海へ出ない鮭の若魚と同様の行動パターンを採る川魚がいる。それは渓流での釣りで人気のある鮎と言う魚である。<br />
　....  鮎は川の上流で産卵され、一度は川を下り河口の汽水域で幼魚の時代を過ごすのだが、成長して繁殖期を迎えると自分が生まれた川の上流へと戻って産卵するのだ。<br />
　これは、季節によって異なる食料の豊富な場所をその期に応じて選んで、そこで暮らすと言う暮らしの知恵だと考えられる。<br />
　<br />
◎ 上流へ戻ろうとする鮭を、海の方に投げ返す ❗️　これが神話の原型になった観念 ❓️<br />
....  “ Cari ” というアイヌ語を辞典で調べてみると、こう書かれている。<br />
　萱野茂アイヌ語辞典　チャリ　【 cari 】<br />
　⭕️ 撒(ま)く。ふりまく。まき散らす。<br />
  　....  撒くと言うのは、物を辺りに拡げるようにまき散らすと言うのが原意である。<br />
　　意味の上では少し発展して、「捨てる」とか「投げ散らす」と言った否定的な意味合いにも拡がったようだ。<br />
　中川辞典では、<br />
　チャリ　cari  【動詞２】(単数)　　チャㇻパ　carpa  （複数形）<br />
　　①〜をまき散らす。<br />
　　②〜を掻き壊す。<br />
　　中川辞典では、投げ捨てるという否定的意味合いがより強まって、物を壊(こわ)すの意味にまで到達しているのは興味深い。<br />
<br />
<br />
☪️ アイヌの先人たちは何故、鮭を海へ投げ返したのか ❓️<br />
....  アイヌ古人は、未だ育ち切っていない鮭の若魚を此処で獲って食ってしまわず、「大きくなって、又、ここへ戻って来い ⚠️」と、そう心中に思いながら鮭を下流の海に向かって力一杯投げ返した。だから、Sipe 「鮭を」＋  Cari  「投げる」と言ったのだ。<br />
　&#128311; アイヌの先人（ご先祖様）が行ったこうした遣り方を、後の世のアイヌの末裔たちは、先祖への敬意と愛情を込めて、カムイがアイヌの為に鮭を天上から投げ下ろしてくれたのだと神話の形にして子孫たちに伝えようとしたのだろう。<br />
　　（次回につづく ・ Suy  unukar  an  ro  ⚠️）<br />
]]></content>
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    <title>アイヌ語雑感ー８１９　 アイヌ語　“ Kuta ” と大和言葉の【くた】をめぐる面白い噺ーその１０　 《通巻第２８１９号》</title>
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    <issued>2026-02-20T12:19:00+09:00</issued>
    <modified>2026-02-21T08:26:15+09:00</modified>
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    <author><name>atteruy21</name></author>
    <dc:subject>未分類</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[☘️ 緑肥(りょくひ)の噺（続きー８）....  【ムンクタ・ Mun-kuta 】と言うアイヌの古くからの言葉が、「ゴミ捨て場」などと言う在り来(きた)りな価値の低い言葉でなく<br />
【草を大地に還(かえ)す】と言う香り高い意味を持っていた可能性があると言う事に、多くの方が驚きを感じられた事だろう。<br />
　&#128314; そこで、この Munkuta のように、香(かぐわ)しい意味を元々は持ちながら、今ではその意味さえ忘れられてしまった言葉が、他にも有るのではないか、と言う話になる。<br />
<br />
<br />
▽ 地名に遺(のこ)る麗しい意味 ‼️　シベチャリ(染退)川の命名の謎を解く ⁉️<br />
....  有名なアイヌの英雄、静内出身のシャクシャインの話は、今まで何度も述べて来た。<br />
　&#128309; その静内(シズナイ)の地は、古く【シベチャリ】と土地の人からは呼び慣わされて来たのだと言う。<br />
　【シベチャリ】と言うのは、アイヌの伝説に拠れば、鮭を管理するカムイが普段は天の上から見ていて、今は必要と判断した時に沢山の鮭を投げ下ろして人間に与えて呉れる場所を言うのだと言う。<br />
　....  この伝説は、古来の人間と鮭の関係を、詰まりアイヌの先人たちが、食糧としての鮭をどう扱い、暮らしの柱に据えたのか、その関係性を神話化したものだと考えられる。<br />
　&#128031;️ 未だ、科学的に証明されたものではないが、アイヌの先人たちは原始的な鮭の養殖を行っていた可能性が有るのだ。これは未だ素人の私の主張であるに過ぎないのだが....。<br />
<br />
<br />
▼ Sipe-cari の命名の謂れを探る ⚠️<br />
....  鮭の生活史を覗く<br />
　⭕️ 古くシベチャリと呼ばれた地は、太平洋に面した沿岸の場所に在り、現在は新ひだか町と称される町である。そこには静内川と言う二級河川が流れ、その海への出口がシベチャリである。<br />
　その静内川を、アイヌの古人はシベチャリ(染退)と呼んだのだ。恐らくそれは、鮭を海へ投げ戻す所の意味で名付けられたのだと私は考える。<br />
　<br />
◎ 鮭の生活史　〜 誕生から成長、そして母川への回帰、歓びの中の 産卵と死<br />
....  鮭の生活史を逐ってみよう ❗️　それぞれの時期、鮭はどんなに場所で過ごすのか ❓️<br />
　&#128994; 稚魚の時代<br />
　生まれた場所の川底の砂利の隙間<br />
　　稚魚は臍嚢(さいのう)という栄養の詰まった袋を体に付けており、稚魚の初期の段階では餌を摂る必要がない。その臍嚢の栄養を摂り尽くすと、餌を得るため川を降って海へと向かう。　この時の稚魚の体長は３〜５cm。<br />
<br />
<br />
☪️ 最初の住まいは河口や沿岸の浅い場所 ⚠️　汽水域での旅の準備期間<br />
....  川を降った稚魚は、いきなり海に入るわけには行かない。海の濃い塩分に慣れるため、稚魚たちは川の水と海の水が混じり合う、所謂(いわゆる)汽水域(きすいいき)で暫く暮らす。様々な餌を食いつつ、海水にも徐々に慣れ、体長が凡そ１０センチになるくらい迄成長すると、満を持して沖合へと出てゆく。<br />
　&#128998; この時、海へ向かわず、元いた川の上流へと戻ろうとする鮭の若魚も居て、人々はその戻ろうとする鮭を捕らえて、これを海の方に投げ戻す。これが シペチャリ＝ Sipe - cari と言う作業である。<br />
<br />
<br />
&#127776; 沖合にでた鮭は、オホーツクやアラスカの海を回遊し、３〜４年して懐かしい母川へ<br />
 ....  次回は、鮭の生活史の最終章を語ろう。楽しみにお待ち頂きたい。<br />
　(次回につづく ・ Suy  unukar  an  ro  ❢ )<br />
]]></content>
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    <title>アイヌ語雑感ー８１８　 アイヌ語　“ Kuta ” と大和言葉の【くた】をめぐる面白い噺ーその９　 《通巻第２８１８号》</title>
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    <issued>2026-02-18T16:02:00+09:00</issued>
    <modified>2026-02-18T16:02:09+09:00</modified>
    <created>2026-02-18T16:02:09+09:00</created>
    <author><name>atteruy21</name></author>
    <dc:subject>未分類</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[☘️ 緑肥(りょくひ)の噺（続きー７）....  シベチャリと言う名の土地の、その命名のいわれを知るには、アイヌ語のチャリ＝ “  Cari  ” という言葉の正確な意味を知る事が何よりも大事なことであるようだ。<br />
　このシベチャリという地名(川の名 ❓️)の前半の部分に在る “ Sipe ” という言葉は、恐らく魚の「鮭」を表すことは、ほぼ間違いの無いところだろう。<br />
　さまざまな語源説がある中で、その多くがこれを「鮭」としている事でもそれは推察される。<br />
<br />
<br />
▽ “ Sipe” は「鮭」〜 その証明 ❗️<br />
....  Sipe （シペ）と言うアイヌ語は、「鮭」を意味するとされるが、その言葉は　SI 「本当の・真の」＋ ipe 「食べ物」という二つの部分から成ると考えられている。<br />
　&#128031;️ 「本当の食べ物」という言い方は、その指し示す中心部分が曖昧で、必ずしもいみがハッキリしないが、これを分かりやすく補足すれば、<br />
　アイヌ(＝人間)が食べるべき、カムイ(≒神)から与えられた本来の食べ物だと、アイヌの古人は考えた訳(わけ)である。<br />
<br />
<br />
▼ シペと言う語の出来上がり方<br />
　　....  この言葉は、文の構成上は、 SI 「本当の・真の」の音と、Ipe 「食べ物」と言う語彙との二つの要素で出来上がっていると考えられる。<br />
　&#128309; その二つの要素の一方の、「 SI 」と言う語の語尾の“ ｉ” の音と、もう一方の「 ipe 」の語頭の“ ｉ ” の音が、連続し、重複する事から、二つ以上のボインが連続して現れる時に、その母音のどちらかの音が発音から抜け落ちるという、アイヌ語の音韻法則に従って、「シ・イペ」＝ Si-ipe の音が、「シペ」＝ sipe という言葉に約(つづ)まったのだと言う。<br />
<br />
<br />
◎ “ Cari ” という語を、どう捉えるのか、それが問題  ❢ <br />
....  前回のこのブログの記事で、シベチャリと言うふしぎな地名の成り立ちを知るには、その地の立地(条件)＝ Location を良く知る必要があるという、わたしの持論を述べ始めた。<br />
　&#128994; それは、民族の魂の食である鮭という生き物の、生活史を知ると言うことでもある事に、皆さんの注意を喚起する事である。<br />
　　....  &#78238; 鮭が卵から孵化し、稚魚として何処で育ち、そして何時海に出て遠洋にまで回遊し、そして何年かして懐かしい故郷の川へ戻って来て、メスは卵を産みオスはそれを受精させる。<br />
　鮭のオスもメスも、その大きな仕事をなし終えた後で、大きな歓びに包まれながら、その生を終えてゆくのだ。<br />
<br />
<br />
☪️ Cari の原意は、海に還る（海に出て行く）こと ⁉️<br />
....  鮭(の稚魚)を海へ放り投げる。ソレが　Sipe - Cari ‼️<br />
　⭕️ アイヌ民族の古い伝承(神話など)に、カムイが天上から鮭をバラ撒(ま)くという情景が描かれる。アイヌの神話では、天上にはアイヌ(人間)たちの食糧を監理する役目のカムイが居られて、特定の場所を選んでは天上からその場所を流る川に、豊かに肉の付いた大きな鮭をバラ撒くというのだ。<br />
　....  その選ばれた土地と言うのを、アイヌの先人たちはシベチャリ（鮭を投げ下ろす所）と呼んだのだ。<br />
<br />
<br />
&#127776; でも、その神話ってあとから作られた噺 ❓️<br />
....  次回は、実際の鮭の生活史に迫って、鮭をバラ撒くカムイと言う噺の誕生の物語を、その秘密を科学的に明らかにしてしまおう。静内のシベチャリ(染退)と呼ばれた地の、その命名の謂れを皆さんと共に明らかにしよう。<br />
　　（ 次回につづく ・ Suy  unukar  an  ro  ‼️）<br />
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